①睡眠 ②運動 ③食生活 ④整理整頓すべての土台となる習慣は、互いを高めあう。たとえば、運動をすればよく眠れるようになり、よく眠れれば何でも上手にこなせるようになる。だから、どの習慣を変えたい人も、まずはこの四つの改善から取り組むといい。(グレッチェン・ルービン)
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グレッチェン・ルービンの人生を変える習慣のつくり方の書評ブログを続けます。
習慣化のために改善すべきものは4つあるとグレッチェン・ルービンは指摘しています。
睡眠、運動、食生活、片づけの4つが私たちの行動を左右し、人生に大きな影響を与えます。
この中でも、特にしっかりと睡眠を取ることが重要だと私は考えています。
よく眠ることで、心と身体の健康が育まれ、人間らしい生活が送れます。
頭を働かし、積極的に行動するためには、7時間程度の睡眠が欠かせないのです。
睡眠時間を少なくすると、私たちはジャンクなものを食べたくなったり
行動が億劫になるなど、悪い習慣を身につけてしまい、自分をダメにしてしまうのです。
また、極度の睡眠不足は脳の働きを悪化させます。
その状態はアルコールを飲み過ぎた「泥酔状態」と変わらないことがわかっています。
無理して徹夜をすることは全く意味のないことで、自分のパフォーマンスを著しく下げているのです。
オースオラリアの研究によると、17時間〜19時間眠らずにいると
認知能力は血中アルコール濃度は0.05%の時と同程度までさがります。
もう2〜3時間起きていると酒気帯び運転と変わらない数値に達するそうです。
徹夜で働くことは酒気帯び運転の状態で活動しているのと同じなのです。
(アリアナ・ハフィントンのスリープ・レボリューション参照)
睡眠、運動、食生活は互いにリンクし、この3つを良い状態に保つことで
私たちは積極的に行動できるようになるのです。
運動をして、早寝を心がければ、朝の早起きを自分の習慣にできます。
脳が一番活性化している朝の時間に集中し
タスクをこなすことで、私たちは生産性を高められるのです。
人生を変える習慣のつくり方 [ グレッチェン・ルービン ] |
睡眠、運動、食生活が習慣の基礎になることはよくわかりますが
なぜ、片づけを意識する必要があるのでしょうか?
グレッチェン・ルービンは片づけの効果を以下のように整理しています。
散らかっているものを片づける、以前から気になっていることに取り組む、見えているところを拭く、動かなくなったものや使わなくなったものを処分する、といったことをすると、本当に気分がいい。そういう気分になると、自制心が必要なことにも取り組みやすくなり、大変なことも習慣として続けやすくなる。それに、小さな達成感を得ることで、自分にはやり遂げる力があるという自信もつく。その力を信じる気持ちが強くなるほど、重要な習慣を続ける力が自分にあると信じられるようになる。
片づけは私たちの気分を良くし、自制心を高めてくれます。
片づけを習慣にすると、大変なことにもチャレンジできるようになるのです。
日々の片づけによって部屋がきれいになり、小さな達成感を味わえます。
タル・ベン・シャハーは、「習慣=確固たる価値観+決まった行動+決まった時間」だと定義しています。
自分を律するために、今年は夜眠る前に部屋の片づけをすることに決めました。
瞑想、腎マッサージ、片づけを就寝前のルールにして、より良い人生を送りたいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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