自分はもう40歳だから、50代後半だからこれ以上成長しない、頭も働かなくなった、という人がよくいますが、これはただの逃げではないでしょうか。逃げてもいいことは何もないので、ぜひ深い知恵にふれて元気を出してくださいね。(赤羽雄二)
アクションリーディング 1日30分でも自分を変える”行動読書”(赤羽雄二著)の
書評ブログを続けます。
年を取っても、読書を続けるべきだと赤羽氏は言います。
頭が働くなったと逃げるのではなく、脳の可塑性を信じて
努力を重ねれば、ミドル世代になっても人生は面白くできるはずです。
現在53歳の私もそんな一人です。
44歳の時に人生を変えようと思い、読書を実践型に変えてみたら
本当に奇跡なようなことが起こり始めたのです。
行動する読書を心がけ、アンソニー・ロビンズやジム・ロジャーズの本を
徹底的に読みながら、自分の悪い習慣を改善していったのです。
まずは、断酒を決めて、お酒を一切飲まないことを誓い
日々、自分が元のアルコール依存症に戻らないように、自分をコントロールしたのです。
アメリカのコーチたちの名言を本から抜き出して
何度も何度も繰り返し読むことで、自分の弱い気持ちを追い出すことができました。
最初は断酒など出来るはずがないと思っていた私が
本に書かれている彼らの言葉を信じることで、意識と行動を変えられたのです。
■飲み屋には近づかない
■飲み友達とは会わない
■朝型のライフスタイルに変えるなど
自分で決めたルールを守れるようになり、お酒を本当にやめられたのです。
半年、1年と断酒を継続することとで、私は習慣の力に目覚めました。
悪い習慣をよい習慣に置き換えればよいと気づけたのです。
そして、コーチングや習慣の本を積極的に読み、それを実践することで
自分の人生をワクワクなものに変えることを決めたのです。
アクション リーディング [ 赤羽雄二 ] |
本書の赤羽氏の言葉のシャワーを浴びることで
今まで以上に読書の効果を高められそうです。
以下、本書から私が使えると思った赤羽氏の言葉を引用します。
私は想像力を刺激し、発想を豊かにするような読書を意識してきました。少しくらいジャンルが違っても、この本は自分の想像力を刺激してくれると感じた本は全部読んできた、という感じです。凝り固まって発想が貧困になることだけは避けたいと考えています。
想像力を刺激しそうな本は、積極的に読んだ本が良さそうです。
発想を豊かにするためには、未知なるものにチャレンジすべきです。
そのためには、ブログやメルマガ、書店で面白い本を見つけて
自分に刺激を与えることがポイントになりそうです。
積極的に自分に刺激を与えないと、いつもと同じ選択をしてしまいます。
何歳になっても人生を変えられると思って
読書を続ければ、私たちは楽しい未来をデザインできるのです。
冒頭でもお話ししましたが、今後、情報をいかに取り入れて、行動に変えていくかということが大事になります。時代の流れが速い今、いつまでも同じことをやっていては、生き残れないという事情もあります。本を読んで日々新たな知識やノウハウを得て、自分を改善できるのであれば、毎日同じことの繰り返しをして過ごすよりも、将来にとって有益です。
いつまでも同じことをやっていては、生き残れないのですから
未来予測、最新のテクノロジーやマーケティング関連の本を意識して読みたいものです。
その際、海外の翻訳本を選ぶのがよいと私は考えています。
世界のトレンドはアメリカから生まれることが多いので
ネットだけでなく、翻訳本からも情報を入手して、面白い情報を探しましょう!
また、ネットだけの情報を鵜呑みにするのは危険です。
断片的な知識だけでは、自分の知識を高めることはできません。
ネットでの情報収集は断片的になります。一つの記事はだいたい2000~6000字で、どんなに長くても8000字程度になります。その長さの記事でカバーできることには限りがあるので、端折った内容になり、結果、浅くなります。またそれぞれの記事が断片的で、体系的に学ぶことがなかなかできません。さらに、本に比べて書くことにかける時間も少なく、事例が少なかったり、表現が甘くなります。本はやはり内容がまとまっており、体系的な理解ができます。また、著者が深掘りをしており、内容も普遍的なものが多いので、実はネットより将来の示唆が多いと発見したのです。
体系的に学ぶためには、やはり書籍の力を借りねばなりません。
本には著者のエネルギーが詰まっていますから
彼らのパワーをもらって、自分を成長させることを考えましょう!
また、人との交流によって、本の興味はどんどん増します。
私は多くの著者や編集者と語ることで、何冊もの良書に巡り会えました。
人脈を広げることで知識が広がり、それが次のビジネスにつながっていきます。
人に会ったり、初めての場所に出かけたりすると、興味・関心が急激に強まり、かつ広がっていきますね。それをさらに本で広げてあげると、より深い知識が身につきます。すると、仕事の幅が広がったり、自分の行動範囲が広がり、好循環が生まれます。好奇心と問題意識を刺激できそうな機会には積極的に参加したり、そういう機会を作ったりすることがお勧めです。
本書の読書記録をつける「チャレンジシート」という考え方には共感しました。
本を読んだら、「チャレンジシート」に自分は今から何をするかを
書いて宣言することで、自分の行動を変えられます。
私の場合はこの書評ブログがその役割を担っていますが
行動することをブログでアウトプットすることで
本の理解は間違いなく深まります。
著者の赤羽氏はブログの効果を以下のようにまとめています。
本を読んだらできるだけプログに書くのが、何といっても効果的です。理解が非常に深まりますし、そのプログを読んだ人からのフィードバックもあり、一人で読んだだけでは到底得られない刺激になります。ネットワークも広がり、想定を超えた好循環が始まります。プログを書き続けようというモチベーションの結果、よい本をいつも探すようになり、読み方も丁寧になります。また、著者の方と直接コンタクトがとれるきっかけになる可能性もあります。
このように読んだら書くを徹底することで、本を自分ごと化できるのです。
私はこの書評ブログを書き続けることで
人脈や仕事、出版など多くの果実を手に入れることができました。
読書とブログが人生を変えるための武器だと気付けたのですが
赤羽氏はそれを本書で的確に表現してくれています!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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