脳は酸素を使って活動し、老廃物として二酸化炭素を発生させます。そこで、脳により多くの酸素を送り込み、二酸化炭素をより多く排出させれば、脳のパフォーマンスは向上します。つまり、多くの酸素を吸い、多くの二酸化炭素を吐き出す呼吸ができるのが理想です。(川崎康彦)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
川崎康彦氏はハーバードで学んだ脳を鍛える53の方法の中で
良い呼吸を習慣にすれば、脳のパフォーマンスは向上すると紹介しています。
確かに、呼吸が浅いと体調が悪くなります。
逆に、呼吸を深くするだけで、調子がよくなることが多いので
私は日常生活で呼吸を意識するようにしています。
「生きる」という言葉を調べると、「息する」から生まれたという説もありますから
人にとって呼吸がとても重要な活動であることがわかります。
朝晩の時間を使って、私は瞑想を行っていますが
体に酸素を多く取り込むために、大きく深い呼吸をしています。
鼻から息を吸い、丹田に空気をため、その後息を長く吐き出すようにします。
呼吸に集中すると雑念を減らせ、無心になれます。
無駄な思考にとらわれなくなり、心を落ち着かせることができるのです。
この「無」の時間をあえて作り出すことで
脳が活性化し、新しいアイデアが生まれるようになります。
このように瞑想を習慣にして、呼吸を意識し始めると
自分のパフォーマンスをアップできます。
ハーバードで学んだ脳を鍛える53の方法 [ 川崎康彦 ] |
ランニングやウォーキングが脳によいとされるのは、全身の筋肉の3分の2が集中する脚の大きな筋肉を使い続けるからです。筋肉は神経につながり、神経はさらに脳へとつながっています。そのため、脚の筋肉が活発に動くと、神経の刺激が大脳新皮質に伝わり、その過程で脳幹が刺激されるのです。
このブログでも何度も紹介していますが、ウォーキングは脳によい効果を与えてくれます。
私はウォーキングが大好きなのですが、暑い夏は少しペースが落ちてしまうので
上手に時間を作りながら、脳を刺激したいと思います。
昨日は、群馬の榛名神社や妙義神社の自然豊かな境内を
心と体をリラックスさせながら歩くことで、脳を刺激できました。
自然の中で大きな深呼吸をすることで、私は相当リフレッシュできました。
また、草花や建物といった走りながら目にする景色が変化することで、多様な視覚情報が脳に入力されます。すると、特に大脳でも後頭野が活性化します。ウォーキングによって脳が活性化するのは、「考える」 「判断する」といった知的活動に関与する大脳新皮質が刺激を受けるからでもあるのです。
境内の中の様々な祠や建造物を目にすることで、視覚情報からも脳を活性化できました。
特に、榛名神社や妙義神社は参道以外の山道も歩けるので
岩や木々、川のせせらぎなど多くの情報を脳にインプットできます。
大好きな神社を歩くことが、実は脳によい刺激を与えていることに気づけました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
川崎康彦氏の関連記事はこちらから
私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント