ライバルの定義を変えてみよう!

数字が超えたからといって、2年前の僕をいまの僕が超えているかどうかわからない。(イチロー)

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イチローが言うように私たちの本当のライバルは過去の自分なのです。
数字だけで、単純に評価してはいけないというのもイチローらしいですね。
今の自分が、過去の自分に比べて、あらゆる面で
成長していると感じられたら、それはとても素晴らしいことです。

しかし、多くの人は過去の自分をライバルにするのではなく
周りの人との比較をしてしまいます。
人と自分の比較ばかりしていると、悲しい気持ちになります。
ついつい自分にないものにフォーカスしてしまい、落ち込んでしまうのです。
他者に嫉妬しても、時間の無駄で何も変えられません。
他者との比較ばかりしていると、他人に人生を支配されてしまいます。
こんな生き方を続けていては、不幸になってしまいます。

もしも、他者との比較ばかりしているのなら
考え方を変えて、フォーカスするものを変えてみましょう。
過去の自分をライバルにして、成長を目指せば良いのです。
もしも、今の自分が最高だと感じられるならば、それはあなたが変化している証拠です。

過去の自分をライバルにしたら、自分が努力さえすれば、必ず勝てるはずです。
昨日よりも今日の自分が成長していると感じられたら、それだけで幸せな気分に浸れます。
1年前、1ヶ月前、昨日の自分と比較するほうが、他者との比較よりはるかに価値があります。

実は、変化しないことが、最大のリスクなのかもしれません。
変化しない限り、私たちは成長できません。
時には、過去の成功体験が私たちの成長を邪魔します。
時代が変わっているのにも関わらず、昔の成功体験が頭から離れず
過去の自分にこだわり、失敗を重ねてしまうのです。

若い時の自分と今の自分は異なる存在です。
時代は日々変化していますから、自分が変わらなければ対応できません。
体力はなくなったとしても、知恵や体験でそれを補えるはずです。
あるいは、人脈の力を借りればよいのです。

人の力を借りることを私たちは躊躇しがちですが、私たちは一人では何もできません。
私は今、若い世代とのコミュニケーションを意識しています。
時代を変えるサービスは若者たちによって、いつでも生み出されているからです。

マイクロソフトのビル・ゲイツがWindowsで成功したのは30歳の時のことです。
スティーブ・ジョブズは25歳でフォーブスの長者番付に選ばれ
27歳でタイムの表紙を飾っていました。
20代、30代の若者たちのおかげで、多くのイノベーションが生まれています。
時代とともに成長するためには、ミドル世代は下手なプライドをサッサと捨てるべきです。
時代を動かしている若い世代から学び
自分の強みと組み合わせることで、新たな価値を創造できます。
このようにマインドをシフトすれば
過去の自分に勝てるようになるのではないでしょうか?

私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。

    
    

photo credit: Rewind via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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