「共想(共に想い)、共創(共に創り)、共奏(共に奏でる)」 (永松茂久)
競って争う世界では、勝者は一人しかいません。しかし得意なことを自分の役割として自分の力を一生懸命に出し切る。そしてその力が調和することによって大きなハーモニーが作られる。 そうするとその場所にいる誰もが、自分の才能を出し切る勝者になり、笑者になり、笑顔が集まればそこが人を活かす天国になる。みんなが「価値組」になれます。人は誰も自、分のやりたいことを、好きなことをやれるとき、幸せを感じる。そしてそのときに大好きな自分に出会います。
PDFA習慣術の徳本昌大です。
永松茂久氏は出会いとつながりの法則 ~誰も書かなかった新・出会い論~の中に
3つの「きょうそう」という言葉が紹介されています。
みんなと不毛な競争をするのではなく
共に協力して明るい未来を目指すという永松氏の考え方が素晴らしいですね。
自分の夢をパッションを持って他者に伝え続けることで
共感が生まれ、仲間を巻き込めるようになります。
ここから新たなチームのドラマが始まることを、永松氏は本書で綴っています。
自分のビジョンを明確にし、自分磨きを続けていると応援してくれる人が現れます。
「共想(共に想い)」が生まれるとそこから新たなコラボ「共創」が起こり始めます。
自分に足りない部分が補完され、チームの力によって夢の実現が早まるのです。
一人ではできなかったことが、多様なメンバーが加わることで一気に実現していきます。
チームが強くなると「共奏」できるようになり
素敵なハーモニーが奏でられるようになります。
この音楽に惹かれた人たちがファンになり
口コミが広まり、世の中にパッションが伝染していくのです。
誰かと競争するのではなく、「共奏」を考えれば、組織を強くできるのです。
ハーモニーをきれいに奏でられる組織には笑顔があり
そこに共感した人たちが引き寄せられてくるのです。
出会いとつながりの法則 [ 永松茂久 ] |
奪い合いの競争ではなく、自分の価値を磨く競争をすれば
そのパッションに人は引き寄せられてきます。
人はワクワクできる場を探しています。
自分の価値を提供できる会社以外の場を多くのビジネスマンが求めています。
また、ベンチャー企業は経理の専門家やPRのスペシャリストなど
自社にないリソースを必死に探しています。
起業家が熱意を持って夢を伝えれば
人が足りないベンチャーでも3つの「きょうそう」が始まるはずです。
世の中に貢献するワクワクなプロジェクトだと思えたら
プロフェッショナルも自分の価値を提供してくれます。
今、私がお手伝いしているプロジェクトでも
ワクワクな連鎖が次々起こり、プロフェッショナルが集まり始めています。
そのプロジェクトのコンセプトは、「逆算で世界をワクワクさせる」なのですが
話をするたびに、共感の輪が広がっていきます。
コボリジュンコさんの逆算手帳で良いハーモニーを奏でられるように
私も頑張っていきたいと思います。
逆算手帳は今月20日からamazonにて、発売予定です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: Bar ladies. via photopin (license)
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