冒険しなければ、利益は得られない。成功を約束する要素や技術はこの世に存在しない。ビジネスの成功を明確に保証したり、手法を香水のように瓶詰めにすることはできない。自分自身でやってみて、実践を身につけなければならない。(リチャード・ブランソン)
以前、ブロガーになろうと決めた時に、最初の一歩が踏み出せませんでした。
匿名でのブログは書いていたのですが、実名で記事が書けなかったのです。
多くのプロブロガーから、早くブログをスタートした方がよいと
何度もアドバイスをもらいましたが、なかなか最初の一歩を踏み出せませんでした。
その時の気持ちが、今は全く理解できませんが
自分の考えを発表することに恐れを感じていたのかもしれません。
いつもブログを書きたいと思っていたのに
ほんの少し勇気が足りず、行動できなかったのです。
結局、実名ブログを書くまでに2年以上の時間がかかりました。
ソーシャルメディアやUSTREAMの情報発信はスタートできたのに
実名ブログだけは、先延ばしにしていたのです。
人に読ませる文章が書けないだとか、時間がないだとか言い訳をいつも考えていましたが
結局は自分に自信がないのが原因でした。
ネット上で批判をされたり、生意気だと思われたらどうしようかなどと
ネガティブな考えに支配され、行動を起こせなかったのです。
本当にバカらしい話です。
2009年から2010年にかけて、私は悩むことで貴重な時間を無駄にしていました。
しかし、2010年末に書籍の出版が決まり、この悩みは突然終了しました。
出版のおかげで、ブログを書くことが怖くなくなったのです。
ヴァージン増補版 [ リチャード・ブランソン ] |
ビジネスチャンスとはバスのようなものだ。逃してもまた次のが来る。とりあえずやってみて、失敗から学ぶべきだ。私はこのやり方が好きだ。(リチャード・ブランソン)
私はようやくブログというバスに乗車できたのです。
最初は誰にも読んでもらえませんでしたが
だんだんと私のブログというバスにも乗客が増えてきました。
書評ブログを書くことで、私のバスのお客さんも多様になってきました。
アウトプットするために、いろいろなカテゴリーの本を読むようになり
私の知識や体験はこの数年で、今までとは比べものにならないほど増えました。
読者の方から面白い本を紹介いただいたり、フィードバックをもらうことで
さまざまな視点を持てるようになったのです。
インプット&アウトプットを繰り返すことで、自分の価値も高められました。
著者や編集者との方との出会いもデザインでき、人脈も豊富になるなど
ブロガーになることで私は多くの果実を手に入れたのです。
良い話がブログ経由で運ばれてくることも増え
私は人生を今まで以上に楽しめるようになったのです。
もっと早く始めていればよかったと何度も後悔しましたが、後の祭りでしかありません。
もしも、昔の私のように悩んでいる人がいたなら、今すぐブログという冒険を始めるべきです。
恥ずかしがらずに、自分の強みを書き出してみるのです。
文章が下手だとか、明日書こうなどと考えずに
今すぐブログを書いてみてください。
私は2年間悩むことで、その時間を浪費しただけでなく
得られたはずのチャンスを見過ごしていたのです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
私の好きな本と私の著書を以下にピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
photo credit: joshr0ckx Higer KLQ6118H “U-Tour” Dashboard via photopin (license)
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