朝、目覚めて最初にやるといいのは、日記を書くことです。日記は、その日あった出来事を記すものなので、夜に書く人が多いと思います。しかし、日記を書くのは、自分の脳が「重要だ」と判断した記憶をし脳にとっては、その日の睡眠まで含めて1日です。脳のスケジュールに合わせると、1日を振り返って書く日記は、睡眠を終えた後、つまり、朝に書くほうがいいのです。(菅原洋平)
photo credit: cygenta 044/366 via photopin (license) 朝日記を書き始めて、2年以上の時間が経過しました。
菅原洋平氏が言うように、夜日記を書くよりも朝書いた方が効果があるようです。
以前は夜眠る前に書いていたのですが疲れた頭で日記を書くよりも
朝気分がすっきりしている時に書いた方が、自分の気持ちをポジティブにできます。
私たちは、眠ることで頭の中で整理しているのです。
眠りながら残す記憶と決して良い記憶を選別して、脳に空き容量をつくっているそうです。
自分が重要だと思った記憶で日記を書いたほうが、確かに良い結果が期待できます。
睡眠中には、脳内でその日の記憶の整理が行なわれます。具体的には、「定着作業」と「消去作業」です。私たちの脳は、基本的には、思い出せるか否かにかかわらず、体験したことすべてをいったん記憶します。ただし、すべてのことを記憶していれば、すぐに容量オーバーになるので、睡眠中に「残すべき記憶」と、「消してもよい記憶」を選別して、空き容量をつくります。つまり、睡眠を経て、朝を迎えたときに頭に残っている記憶は、あなたの脳が残すべきだと判断した記憶だということです。これを日記に書いていけば、あなたにとって本当に重要な出来事を確実に残すことができるということ。そうすれば、あなたがこれから行動を選択していくうえでの基準になっていくのです。
![]() 仕事ができる人の脳にいい24時間の使い方 [ 菅原洋平 ] |
夜は嫌なことや必要のないことを日記に書いてしまいますが
朝書く日記は、頭の中がすっきりした状態で書けます。
睡眠で整理された記憶を朝日記に書くことで
自分らしく生きられるようになるのです。
これからやりたいことを考えることで、自分の気持ちを整理できます。
朝は、脳がリフレッシュされた状態なので、ポジティブな気持ちで日記を書けるのです。
1日のスタート時に日記を書いて
気持ちよくスタートできることはとても素晴らしいことだと思います。。
私も毎朝、感謝日記と未来日記のふたつの日記を書いています。
感謝日記は、昨日出会った人への感謝の気持ちを書くことで
昨日を素晴らしい1日に変えられます。
この日記を習慣にすることで、私は他者の良いことにフォーカスできるようになりました。
人に感謝の思いを伝えることで、相手との人間関係をよくできるのです。
また、今日幸せに生きられるのも、昨日のご縁のおかげだと考えると
周りの人により感謝できるようになります。
次に自分の夢を確認しながら今日やるべきことを考え、未来日記を書き始めます。
昨日できなかったことがあれば、今日の目標に書き入れます。
やるべきことを整理することで、今日1日の目標をつくれるのです。
この未来日記によって、タスクを忘れずにこなせ、夢との距離を縮められます。
当然、時間を有効活用することにもつながります。
私は朝起きて、すぐに日記を書き始めます。
iPhoneで毎朝、2つの日記を書いていますが
短時間に集中して書くことで、脳を素早く活性化できます。
日記を書き終えた後で、ブログを習慣化することで
朝時間を書く時間にシフトできました!
日記とブログを朝の習慣にすることで、私の生産性はアップしたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考書籍 菅原洋平氏の脳にいい24時間の使い方
菅原洋平氏の関連記事はこちらから
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ストレスホルモンとして有名なコルチゾールは
脳下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモンの指令を受けて
副腎皮質から分泌される糖質ステロイドホルモンです。
このコルチゾールが、睡眠に影響を与えることがわかっています。
朝、起きる時に多く分泌されるのがコルチゾールで
起床の3時間程前から分泌され始め、起床時に分泌量がピークを迎えます。
菅原洋平氏の脳にいい24時間の使い方を読んでいて
このコルチゾールを簡単にコントロールできることがわかりました。
起きたい時間を3回自分に言い聞かせるだけで、朝早く起きられるようになるのです。
目覚まし時計に頼らずに早起きを宣言するだけでよいので
騙されたと思ってやってみれば、効果を実感できるはずです。
不特定多数の人を集めて、起きたい時間をそれぞれ唱えて眠ってもらうと
その6割の人が「スッキリ起きられた」と実感することが研究で明らかになっているそうです。
![]() 仕事ができる人の脳にいい24時間の使い方 [ 菅原洋平 ] |
私もこの10年ほど目覚まし時計なしで、起きられるようになりました。
前の日に起きる時間を決めることで、ほぼその時間前に目が覚めます。
本書を読むことで、その理由がわかりました。
この自己覚醒法には、練習効果があります。2週間ほど続けていると、目覚まし時計のアラームが鳴るよりも少し前に目覚めることが1日か2日あります。2週間でリズムがつくられていくので、そのまま継続していると、次の2週間には目覚ましより前に目覚める日が増え、それが週のうち半分以上になると、今度は自然に目が覚める日のほうが多くなっていくのです。
眠る前に、毎晩、起きる時間を決めることを習慣にすれば
2週間で早起きのリズムが形成されます。
これを続けているうちに、やがて目覚まし時計なしで起きられるようになるのです。
この脳が持っている力を活用すれば、貴重な朝時間をコントロールできるようになります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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