習慣の4つの傾向をおさえよう!人生を変える習慣のつくり方の書評②

習慣をつくり、自分のものにするためには、まず自分を知る必要がある。ほかの誰かと同じ習慣を真似したからといって、その方法で万人が成功すると思うのは間違いだ。同じ人間は、誰一人としていない。(中略)自分を知るのに行動を変える必要はない。自分のことを正確に見つめることさえできればいい。(グレッチェン・ルービン)

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photo credit: Éole Circle of friends via photopin (license)

グレッチェン・ルービン人生を変える習慣のつくり方書評ブログを続けます。
人の習慣は以下の「四つの傾向」に分類できることを著者のグレッチェン・ルービンは見つけます。

1、 アップホルダー(約束を守る人):他人からの要望と自分自身の意志に進んで応えようとする。「ルール」が好きで、従うことを好む。
2、クエスチョナー(疑問をもつ人):自分の意向に合うものにのみ従う。自分が納得できる「正当な理由」を好む。
3、オブライジャー(義務を果たす人):他人からの要望には従う。自身で何かを決めるよりも「周囲の期待」に応えようとする。
4、レブル(抵抗する人):他人からの期待・自分で課したこと、あらゆるものに反発する。

巻末に自分がとのタイプかをチェックする分類テストがあったのでやってみましたが
私はクエスチョナーの可能性が高そうです。
自分の意向に合う行動は、比較的簡単に習慣にできるのです。

自分に質問を繰り返し、自分が納得できたものは、今までも短期間で習慣化できました。
アルコールに頼っていた頃は、お酒からなかなか離れられませんでしたが
人生を変え、夢を叶えると決めた途端
マインドセットが変わり、断酒に成功しました。
長生きのために健康を意識することで
食事のコントロールや運動も楽しみながら習慣にできたのです。
自分を変えるための正当な理由を見つけさえすれば
私は習慣化に苦労しないことを本書の「4つの分類」から理解できました。

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自分の習慣の傾向を理解することで、簡単に自分を変えられるようになります。
私の場合は納得できればよいのですから、自分を納得させる質問が大事になります。
悪い習慣を変えるための良い質問さえできれば、行動を始めるのはそんなにつらくありません。
自分の腑に落ちればよいのですから、自分への質問を工夫すればよいのです。

小さな行動を続けているうちに結果が出れば、その行動を確実に習慣にできます。
最初は大変だと思えたファスティングやグルテンフリーも
実際に健康を取り戻せたことで、今では当たり前の習慣にできました。

いちばん幸せな人やいちばん成功している人は 、自身の傾向の長所を活用する方法とともに 、その短所を埋め合わせる術を理解している人だ。

断酒して朝の早起きを習慣化することで、夜の付き合いは悪くなりましたが
その分昼間や夕方の時間帯に、仲間との会話を楽しむようにしました。
それで離れて行く友人もいましたが、お酒がなくても付き合える仲間が見つかり
そこから新しいワクワクなプロジェクトがたくさん生まれています。

良い習慣を取り入れることで、私の人生は以前よりはるかに刺激的なものになりました。
このように私たちは何かを始めれば、何かを失いますが
自分を幸せにできると考えることで、悪い習慣をやめられるようになるのです。

まずは、習慣化のために、自分のタイプを見つけることから始めましょう。
その際、本書の「四つの分類」が役に立つはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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