タル・ベン・シャハーのハーバードの人生を変える授業の書評。感謝を習慣化しよう!

毎日1~2分、感謝する時間をとったことは思いもかけない効果をもたらしました。感謝できることを考えたグループは、何もしなかったグループに比べて、人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになりました。つまりもっと幸せになって、意思が強くなり、エネルギッシュで楽観的になったわけです。(タル・ベン・シャハー)

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photo credit: MikeSpeaks Think via photopin (license)

最終的に、感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、身体的な不調も減ったのです。

タル・ベン・シャハーハーバードの人生を変える授業を再読しています。
本書の中で著者のタル・ベン・シャハーは
感謝することが幸せを運んでくると紹介しています。
感謝の気持ちを持つことで、私たちは物事をポジティブに捉えられるようになり
積極的に行動できるようになるのです。
感謝によって、人との付き合い方も変わります。
感謝の意識を持つことで、人の良い面を評価できるようになります。
仲間の短所ではなく、長所にフォーカスすることで、人間関係を改善できます。
また、感謝を習慣にしていた人々は良質な睡眠も確保でき
健康な体を維持していることもわかっているなど感謝の効果は計り知れません。

私は2年以上感謝日記を毎朝書いていますが
この習慣によって、より多くの幸せを味わえるようになりました。
昨日の「よかったこと」「感謝できること」などを10個選んで
箇条書きにして、一日を振り返ります。

つらいことや嫌なことがあっても、相手の視点で考え直してみると
自分の至らなさに気づけます。
翌朝になれば、気持ちも落ち着き、事象を肯定的に捉え直せるのです。
この作業から相手への感謝の気持ちが生まれます。
それを記録に残し、日記の中で、相手に感謝の気持ちを伝えます。
これで心のわだかまりを解き放て、朝を良い気分でスタートできます。
感謝日記を書くことが一日の価値を高めてくれるのです。

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意識を向けるものは拡大します。恵まれた部分を考えれば、人生はもっとよくなります。何が起きようとも感謝できるようになると、チャンスやいい人間関係、お金までもがもっと流れこんでくるようになりました」(オプラ・ウィンフリー)

あのオプラ・ウィンフリーもこの感謝日記をつけています。
彼女が言うように意識を向けるものは、日々拡大していきます。
自分の今の恵まれている状況を感謝することで、幸せな気持ちをより大きくできます。
オプラは持っていないものを考えても無駄で
今、所有しているものにフォーカスすべきだと書いています。
健康や家族、目の前の食事など私たちの目の前には
感謝できるものが数多く存在しています。
どんな状況でも、今ここに感謝することで、未来を良くできるのです。

本書には感謝することに加え「習慣化する」「運動をする」など
全部で52個の幸せになる法則が紹介されています。
今年はこの52個を今まで以上に意識して、人生をポジティブにしていきたいと思います。
毎日感謝することで、幸せになれるのですから
感謝日記を習慣化することをおすすめします。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

      

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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