人の幸せに貢献している人は大きな恩恵を受けています。親切な行動以上に「利己的」な行動はないと、私は考えています。日頃から親切な行動を心がけていれば、その報酬として、幸せという「究極の通貨」をつねに得ることができます。幸福は尽きることのない無限の資源です。(タル・ベン・シャハー)
photo credit: John925 (Seeing With New Eyes) When I Fall via photopin (license)
タル・ベン・シャハーのハーバードの人生を変える授業の書評ブログを続けます。
私たちは日頃から人に親切にしていれば、幸せになれるのです。
他者に対して親切な行動を心がければ、その報酬として幸せな気分を味わえます。
心理学者のソニア・リュボミルスキーも幸せがずっと続く12の行動習慣で同じことを指摘しています。
友人であっても見知らぬ人でも、直接、間接問わず
人に親切にすることを意識し、実践することで私たちは幸せになれるのです。
彼女はいくつかのグループに、1週間、意識的に親切な行為をしてもらうという実験を行ないました。
親切は、知っている人でも、知らない人に対してでも構いません。
みんなに知らせても、内緒でもよく
計画したものでも、その場で思いついたものでもよいことにしました。
その結果、この実験の参加者たちに驚くべきことが起こったのです。
彼らは、以前よりもっと健康的で充実した生活を送れるようになったのです。
最も効果が上がったのは、毎回違った種類の親切をするように言われたグループと
特定の1日に親切な行動を集中して行なうように言われたグループだったのです。
ハーバードの人生を変える授業 [ タル・ベン・シャハー ] |
タル・ベン・シャハーはこの実験結果から
週に一度でよいので普段より5つ多く親切な行動をしようと提案しています。
それは、大げさなものでなくてもよいとのことです。
NPOなど慈善団体のために寄付をするとか、知らない人のためにドアを開けてあげるとか
献血するとかといったようなことで十分だそうです。
これなら簡単にできそうですね!!
日常の中でいつもより親切を意識する日を作りましょう。
一週間に一度でよいので、いつもより親切を意識する日を作り
プラス5つの親切を心がけることで、私たちは幸せな気分を味わえるようになるのです。
幸福は減ることがない無限の資産ですから、みんなで分かち合いましょう。
そのための第一歩が、相手に親切にすることなのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
タル・ベン・シャハーの関連記事はこちらから
ソニア・リュボミルスキーの関連記事はこちらから
コメント