感謝することでストレスが減り、よく眠れるようになり、免疫機能が向上することさえある。だが、特定の感謝の仕方がとくに高い効果をあげることがわかったのは、ごく最近だ。それはありがたいと思うだけでなく(また、自分の恵まれている点を数え上げるだけでもなく)、感謝の気持ちを他者に能動的に伝えるというやり方だ。感謝の気持ちを他者に伝えるたびに、あなたが感じるポジティブな感情はそれによって増幅される。(ジェイン・マクゴニガル)
photo credit: Ken Whytock Photo Series: Lego @work: “Our family thanks you” via photopin (license)
ジェイン・マクゴニガルのスーパーベターになろう!で、感謝のパワーを再認識しました。
毎日の「ありがとう」が私たちに幸せを運んできてくれるのです。
感謝する際に。最も効果的な方法が、感謝の気持ちを相手にしっかりと伝えることなのです。
感謝の気持ちを心の中にしまっておくのではなく
積極的に相手に伝えるとポジティブな感情が増幅されると言うのです。
「ありがとう」と誰かに伝えるたびに、幸せな気持ちになれるのですから
私たちはこの言葉を口癖にした方がよさそうです。
確かに、私の周りでも、幸せな人は「ありがとう」と言う言葉を頻繁に使っています。
私も「ありがとう」を積極的に伝えるようになってから
幸せ指数がアップしているので、このメソッドは効果があると確信しています。
スーパーベターになろう! [ ジェイン・マクゴニガル ] |
しかも、あなたはそのときにいい気分になるだけではない。強力な感謝の言葉はそれから24時間にわたり、世界に対するあなたの見方を変え、あなたは出会う人すべての中に善意を見出す可能性が高くなり、楽観的な考えや希望や思いやりをより強く持つようになる。強力な感謝の言葉は、それを受け取る人にも元気を与え、変化を生み出す。
感謝を習慣にすると他者の善意にフォーカスできるようになります。
家族や友人の心遣いに気づけるようになると
「ありがとう」を言うチャンスが自ずと増えますから
幸せな気分を1日に何度も味わえるようになるのです。
自分が楽観的になることで、この幸せを家族や友人にもおすそ分けできます。
「ありがとう」を口癖にすることで、幸せの連鎖が起こり、周りの人の気分も良くできます。
感謝の言葉が伝染することで、その場の「気」が良くなり
エネルギーを周りと分かちあえるのです。
「ありがとう」は実際に会って伝えた方がよいと著者のジェインは言っています。
テキストメッセージで「ありがとう!」と送るよりも
目の前で感謝の気持ちを伝えた方が、はるかに自分に活力を与えてくれます。
感謝を伝える時に以下の3つの要素を意識するとより効果的です。
これは彼女の姉のケリー・マクゴニガルが生み出した強力な法則なので、ぜひ試してみましょう。
ケリーはスタンフォード大学の心理学教授で、感謝の科学の専門家としてとても有名です
私も彼女の本を何回も読み返していますが、多くの学びを得られます。
(ケリーの書評はこちらのリンクをクリックください。)
1.恩恵に気づく。相手のおかげで自分にどんなよいことがあったか?具体的に表現しよう!
2.苦労を認める。相手にとって何が大変だったと思われるか?
3.強さを見つける。相手の中にどんな強さを見出すか?(そして、必ず「ありがとう」で始めて「ありがとう」で終わろう。)
相手に感謝の気持ちを持って、しっかりと向き合うことで
自分の中に大きな変化が起こります。
この3つの質問を習慣にすると「ありがとう」をたくさん言えるようになりそうです。
会話を「ありがとう」で始めて、「ありがとう」で終わらせることができれば
私たちは幸せな時間を増やせます。
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