一つの習慣に狙いを定めることで、他の行動もプログラムしなおすことに成功したのだ。そのような習慣をキーストーンハービット(要となる習慣)という。(チャールズ・デュヒッグ)
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習慣の力 The Power of Habitの中で、チャールズ・デュヒッグは
ひとつの習慣に集中すべきだと言います。
悪い習慣を断ち切るのは、とても難しいことですが
一度に多くの習慣を改善しようとすると、失敗してしまいます。
自分が最もダメだと思っている習慣にフォーカスし、狙いを定めるのです。
悪い習慣をどうしたら良い習慣に変えられるかを考え、やるべきことを決めましょう。
私にとってはそれはお酒で、やめることに全力を尽くしました。
まず、お酒をやめる「報酬」を設定したのですが
ダイエットに成功したやせた自分をイメージしました。
アルコールでボロボロだった体を健康にし、自由に時間を使いこなすなど
ダメダメサラリーマンを卒業することにしたのです。
必ず生まれ変わると決めて、お酒を飲まないことを周りに宣言しました。
以前は21日間続ければ習慣化できるという話を信じて、頑張りましたが
三週間過ぎると安心し、酒を飲み始め、何度も失敗を繰り返していました。
この失敗を反省し、私は一生お酒を飲まないことにしました。
最初のうちは、毎日毎日が戦いで、飲んでいない日を数えていました。
100日までは本当に苦しかったのですが、その後はお酒のない生活に慣れました。
お酒という難敵を攻略したことで、私はその後多くの良い習慣を身につけることができました。
変われた!という事実が自信になり、次の行動がたいしたものに思えなくなったのです。
断酒によって、忍耐力を身につけると新たなチャレンジが恐くなくなります。
もしも、あなたが人生を変えたければ、自分をダメにしている習慣
(キーストーン・ハービット)を見つけるべきです。
タバコ、お菓子、浪費、ギャンブルなど自分のダメなものを書き出し
何を改善すればよいか考えてみましょう。
習慣の力 [ チャールズ・デュヒッグ ] |
私はお酒を飲みたくなったら、すぐに炭酸水を飲んで、のどの渇きを癒しました。
飲み友達とも距離を置き、お酒のない店で食事をするようにしました。
環境を変えることで。お酒を飲まない努力を続けたのです。
今までの習慣を変えるためには、理想の自分を実現すると決めることです。
お酒の次の目標を朝型にし、私は早起きにチャレンジしました。
朝活や読書会に参加するうちに、自分への投資が当たり前になり
どんどん自分を成長させられるようになったのです。
自分は変われると信じ、行動していると、新しい仲間に出会えます。
同じ目標を持った人たちと励ましい、小さな行動を積み重ねるうちに、自分を変えられます。
私は読書の中で行動のヒントを見つけると、それにトライすることを決めました。
ダイエットもグルテンフリーもこの行動する読書のおかげで達成できました。
ブログで宣言すると、良い情報が集まってきます。
アウトプットすると価値ある情報が手に入るようになります。
このように習慣を変えるために、小さな行動を積み重ねると大きな成果が得られます。
改善したい習慣を決めたら、先延ばしせずに今日から始めましょう。
決めたらすぐに動くをルールにすれば、人生は変わり始めます。
良い習慣を身につけたければ、自分の報酬を決めて
小さな行動をルーチンにするのです。
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