1日16000歩を歩くチネマ族が、心臓病にならない理由

西洋における主な死因――心臓病、脳卒中、糖尿病、鬱病、高血圧症、十数種類の癌――のほとんどを、われわれの祖先は知らなかった 。医学もなかったが、ひとつ特効薬があった。(中略)脚を動かせばいい。走るために生まれたと思わないとしたら、あなたは歴史を否定しているだけではすまない。あなたという人間を否定しているのです。 (デニス・ブランブル)


photo credit: Massimo Accarino via photopin (license) 

病気にならないために私たちがやるべきこと

ハーバード大学のダニエル・リーバーマン氏とデニス・ブランブル氏は
2004年に人類は約200万年前に長距離を走るように進化したと発表しました。
私たちは走ることで、獲物を捕まえ、脳と体を進化させてきたのです。
しかし、私たち現代人は飢えの恐怖からは逃れられましたが
運動することを忘れ、肥満や病気のリスクを抱えるようになりました。
寿命が延びたために病気が増えたとも考えられますが
ミドル世代の生活習慣病の発症の多さから
食生活の偏りや運動不足も原因の一部であることは間違いありません。
走って、獲物を追いかける必要がなくなったことで
現代人は運動不足に陥り、生活習慣病にかかりやすくなっているのです。

人間の生理が、効果的に運動できるよう進化してきたのだとしたら、人間の心臓血管系の健康や、代謝の健康、そして心の健康が(運動に依存している)理由はそこにあるのかもしれない。(グレッグ・ガーデマン)

私たちは運動することで、心と体の健康を手に入れてきたのですが
現代人は走ったり、歩くことに時間を使わなくなりました。
定期的に体を動かさないために、イライラを感じたり、気持ちを暗くしています。

先日も紹介しましたが、狩猟採集生活をしていた私たちの祖先は
1日に9~15キロ歩いていたというのです。
この習慣が私たちを病気から救ってくれているのだとしたら
もっともっと歩くことを意識しなければなりません。
とにかく移動の時には、歩いたり、走ることを意識しましょう。
一駅前で降りて歩いたり、駅では階段を使用するのです。
週に何回かはジョギングやウォーキングを習慣にすることで
心と体の健康を取り戻せるはずです。
参考記事 1日に1万5000歩歩くことが重要

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運動と食事が健康体を作り出す!

罹病率と死亡率は、どの年齢においても生活様式に大きく影響される。45歳から79歳までの、よく運動し、野菜と果物をたくさん食べ、タバコを吸わず、アルコール摂取もほどほどな男女は、ある任意の一年間に死亡する危険性が、不健康な生活習慣を持っている男女に比べて平均四分の一なのである。(ダニエル・リーバーマン)

人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病の中で
ダニエル・リーバーマンは、運動不足以外に食事や喫煙などの生活習慣が
罹病率と死亡率を高めていると指摘しています。
楽をしたり、自分の食べたいものばかり食べていたのでは、健康を維持できません。
当然、医療コストも増加していきますから
未来の自分を守るために、健康的な食事と運動を心がけるべきなのです。

チマネ族の運動を見習おう!

そんな中、1日1万6000歩を歩く南米の原住民チマネ族が
世界で最も健康な心臓を持つことが、最新の研究結果から明らかになりました。
Gizomodeが医学雑誌「The Lancet」の記事を紹介していたので
気になった部分を以下抜粋します。

ボリビアの熱帯雨林に住むチマネ族705人を対象に
彼らの冠動脈石灰化スコア(CACスコア)を検査したところ
チマネ族のスコアは100より上だったのはたった4人(8%)で
これは先進工業国の人口と比較するとわずか1/5の値でしかありません。

チマネ族はタバコを吸わず、お酒も飲みません。。
そして、1日に1万6000歩から1万7000歩程度歩くそうです。
60歳以上の人も平均して1万5000歩を歩くなど
私たちの祖先の歩行量を維持していたのです。

また、チマネ族の食事の17%は野生の豚、バク、カピバラといった猟の獲物です。
7%はピラニアやナマズといった淡水魚
残りの大部分は家族で営む畑で育てた米、とうもろこし
これに採集した果物やナッツ類が加わる理想的な食事を摂っていたのです。
バランスの良い食事が彼らを病から遠ざけていたのです。
ダニエル・リーバーマンが言うところの病気にならない理想的な生活を
南米の原住民であるチネマ族が送っていたのです。
(チマネ族がモーター付カヌーや加工食品と出会って以来
コレステロールのレベルが上昇しているそうです。)

まとめ

運動と食事に注意を払うことで、私たちは健康を維持できます。
私たちの祖先が実践していた1日1万5000歩を目標に歩くことで
体調をコントロールできるはずです。
お酒やタバコ、甘いものをできるだけ控えることで
生活習慣病のリスクを抑えることができます。
自分の健康を維持するために、日々の生活習慣を見直してみましょう。

参考図書 クリストファー・マクドゥーガルBORN TO RUN

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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