カート・モーテンセンの「相手の心をつかんで離さない10の法則」の書評

多くの人が気づいていないのは、誰しもが日々、人の心をつかもうとしているということだ。人々はたえず相手を研究し、自分のしたいことを相手にしてもらおうとしている。相手の心をつかんで他人と協調して働くことができない人は、人生で成功をおさめることはできない。何から何まで自分の力だけでできる人は一人もいないからだ。私たちは社会の中でおたがいに関わりあって暮らしている。私たちの業績のすべてが、周囲の人々の支援と協力の賜物なのだ。(カート・モーテンセン)


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相手の心をつかむもっとも簡単な方法。

私たちは毎日人の心をつかむために猛烈な努力を重ねています。
多くの人は自分が大切な存在であることを実感したがっています。
しかし、人は他人の欠点を見ることに力を注ぎ
長所にはフォーカスしません。
間違ったことをするとすぐに責めたてるくせに
相手をほめることを疎かにしてしまうのです。

カート・モーテンセン相手の心をつかんで離さない10の法則の中で
人をほめることを習慣にすべきだと提案しています。

そこで提案だ。毎日、誠実な気持ちで人をほめることを習慣にしよう。特別な理由なんてなくてもいいから、とにかくほめる。ためらってはいけない。ほめれば、相手は心を開いてくれる。そして、みんながたがいをほめることを習慣にするようにしたら、めぐりめぐってあなたをほめてくれる人も増えるだろう!

相手をほめることで気難しい相手との関係をよくできます。
苦手な人がいたら、まずは自分の意識を変えて
相手の長所を探してみましょう!

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ほめるために必要な5つのこと。

人間性の最も根源的な特徴は、自分を高く評価してほしいという願望を持っていることにある。(ウィリアム・ジェームズ)

人間のほめられたいという欲求を覚えておきましょう。
人をほめる時には、細心の注意が必要です。
不誠実な態度で人をほめるのはやめるのです。
大きなことをほめるよりも小さなことにフォーカスし
誠実な気持ちで相手をほめるようにします。

自分のことばかり考えず、その人のことをちゃんと見れば、とってつけてきたような事柄ではなく、本当にほめるべき事柄が必ず自然と見えてくるはずだ。また、相手を漠然とほめるより、具体的な長所や行為をほめるほうが効果的だ。漠然としたほめ言葉は、一時的には効果があるかもしれないが、相手に不信感を抱かせるリスクがある。相手は自分がなぜほめられているのか理解できず、戸惑いを感じるからだ。

自分にフォーカスするのをやめ、相手としっかり向き合うことで
私たちは人をほめられるようになります。

カート・モーテンセン「ほめる」ための5つのポイントを整理しています。
これはとても大事なことなので覚えておきましょう。

1、毎日、人をほめることを習慣にする
2、常に誠実な気持ちでほめる
3、その人を絶対に批判しない
4、心のこもった感謝の言葉をかける
5、「自分は受け入れてもらっている」と感じさせる

まとめ

私たちはみな、ほめられたいう欲求を持っています。
人をほめることを習慣にすることで
人間関係を劇的に改善できます。
いくらほめられても、もっとほめてほしいというのが人間なのですから
相手の長所を見つけて、上手にほめてみましょう。
この繰り返しで人間関係を改善できます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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