期待のパワーを活用しよう!

相手に美徳を身につけさせる最高の方法は、その美徳を相手に期待することだ。(チャーチル)


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期待とは一種の予言であり、おのずと現実になることがよくある。私たちはそれを意識的にも無意識的にもおこなっている。(カート・モーテンセン)

期待値を高めることで、行動が変わる!

自分の期待が現実になるとチャーチルカート・モーテンセンは指摘します。
期待は未来の予言で、現実を変える力があるのです。
この期待の力を自分や他者に使うことで、未来を明るくできます。

期待が効果的であることは、多くの研究結果からもわかっています。
「学力が低下している」と言われた生徒の成績は、実際に低下しがちです。
同じ問題を渡して、「これはとても簡単な問題だよ」と言われた学生は
「かなりの難問だよ」と言われた学生より、素早く問題を解けます。
「この仕事は単純作業だ」と言われた人は
「この仕事は難しい」と言われた人より、短時間で仕事を終わらせることができます。
人は期待され通りに行動するというルールを覚えておけば
自分や他者の生産性を高められます。

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他者を上手に動かす方法。

私たちは自分が他人からどう思われているかを知っているとき、たいていそれに合わせようとする。ほめられると、誰もがその称賛にふさわしい人物であろうと努力するのだ。

人は期待通りに振舞うのですから
自分の期待を言語化し、他者に伝えなければなりません。
相手を動かすメッセージを積極的に発しましょう。
例えば、部下に積極的に行動してもらいたければ
彼らへの期待をしっかりと伝えることです。
「君ならきっとできるよ」
「君には日ごろから一目置いているんだ」
「君の能力にはいつも感心しているんだよ」
などのメッセージが、彼らの意識と行動を変え、期待にこたえようとします。

自分に対して抱いている期待が特定の行動をとらせ、想像を現実にしてしまうことの証しだ。(カート・モーテンセン)

この期待を他者だけでなく、自分にも向けましょう!
自分自身に対して、ポジティブな期待を持てば、ポジティブな結果を引き寄せます。
自分への期待値を高め、明るい未来の自分をイメージするのです。
逆にネガティブなことをイメージすると結果は悲惨なものになりがちです。
たとえば、自分がいつかクビになると思っている人は
仕事への情熱を失いやすく、実際にクビになってしまうのです。

まとめ

期待があるところに魅力が生じる。期待感こそ生きがいである」という名言を
マツモトキヨシの創業者である松本清氏は残しています。
期待をかけることが魅力を引き出し、生きるパワーになるのです。
ネガティブな期待を捨てて、ポジティブな未来をイメージしましょう!

参考書籍 カート・モーテンセン相手の心をつかんで離さない10の法則
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!!

    

    

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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