たとえば、駅の階段をのぼるのがキツくて、どんなに混んでいてもエスカレーターを使わずにはいられないという人は、仮に健康診断で「あなたは適正体重です」とお墨付きをもらっていたとしても、自分の骨や筋肉に対して、現在のからだは重すぎると考えたほうがいいと思います。(石川三知)
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まずは、食事の質を高めよう!
長友佑都、高橋大輔、荒川静香などの
トップアスリートを育てた栄養学士の石川三知氏の言葉を読んで
今の私の体重が適正だとわかり、少し安心しました。
石川氏は、適正体重や適正なからだのサイズというのは
人によって違うと言います。
食事や運動、睡眠の3要素が体に影響を与えます。
食事や睡眠の質が下がると途端に体は疲れます。
体重や体型よりも気にするべきなのは、今のからだで快適な毎日が送れているかどうか。集中力が続かない。感情の起伏が激しい。寝ても疲れがとれない。こういう人は「食べる」「動く」「寝る」のどこかに問題があるのは間違いありません。とくに「食べる」に関しては無自覚な人が多いので、一度検証してみるといいでしょう。
特に、食事をきちんと食べることで、体調はわずかな期間で変化します。
よく、人間の体は食べたものでできていると言われていますが
タンパク質を摂取しなければ、健康体は作れません。
タンパク質は力ロリーが高いといって食べないのは正しくありません。
カロリーを気にするダイエットは古い考え方で
良い食事をしっかりと食べることを意識すべきです。
肉や魚のタンパク質を摂取すると同時に
タンパク質の代謝をよくするためのカルシウムや
筋繊維の接着剤の役目を担うビタミンCなどをしっかりと摂取することで
健康な体が出来上がっていくのです。
自分の状態を把握しながら、今必要な栄養素をしっかりと摂ることが大事なのです。
石川三知氏の世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術を
読めば、自分が何を食べればよいかがわかります。
健康になりたければ、本書を参考にするとよいでしょう。
世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術 [ 石川 三知 ] |
脳を上手に操る食事とは何か?
一流のビジネスパーソンなら、仕事に集中できてアイデアが湧き出るような脳を手に入れたいでしょう。それには、脳を操るための材料が絶対に必要なのです。神経伝達物質の素となるアミノ酸と生成を促すビタミンB群。それらを放出し、とり込むためのカルシウムとマグネシウム。エネルギーとなるブドウ糖。さらに細胞はリン脂質で覆われていますから、油脂もないといけません(ただし、質の悪い油脂はリン脂質を酸化させるので、かえって細胞に打撃を与えてしまいます)。
白い砂糖の取りすぎはビジネスパーソンの集中力を削ぎます。
サッカーの長友選手は結果を出すために、白砂糖をやめたほどです。
カルシウムやマグネシウムが不足すると
神経伝達のシステムがうまく動かなくなり、脳が機能しなくなります。
エネルギーとなるブドウ糖や細胞のためには良質な油を
摂ることを忘れてはいけません。
メディアのダイエット情報を鵜呑みにせず
正しい情報を収集して、よりよい食事を心がけましょう。
脳をしっかりと動かすためには
食べるべきものと食べてはいけないものを明確にし
食事のルールを作るとよいでしょう。
朝から脳をアクティブに動かすために
私は黒糖入りのミルクを飲むようにしています。
また、午後の時間に脳が疲れたなと感じた時には
グリーンスムージーを摂取します。
私はビタミンB群を摂取するために
シラスや豚肉を晩御飯に食べるようにしています。
質の悪い油で血液をドロドロにするトランス脂肪酸を避けるために
外食では揚げ物を控えるようにしています。
青魚やオリーブオイルをかけた生野菜を食べることで
血液をサラサラにするようにしています。
自分が快適になるメカニズムを知り
自分にフィットする食事を食べましょう。
食事を変えることで、日々生まれる細胞の質が
これまでよりも少しずつ上がっていくと石川氏は指摘しています。
食事の質を高めると元気な細胞の割合が増えていきます。
細胞が変化することで、体の感度もだんだんとよくなって
調子が悪くなる食べものは、自然と食べたくなくなります。
私も小麦や白砂糖を減らしたら、体の細胞が変化し
こういったものを受け付けなくなりました。
健康は食事によって作られることを実感しています。
まとめ
食事の質を高めることで、健康な体が手に入ります。
また、食事によって、脳の働きをよくできることもわかっています。
どんな食事で自分の体が変わるかのメカニズムを知り
食事の質を改善すると、細胞が変化し始めます。
よい食事を習慣化すると、いつの間にか
体調がよくなっていることを実感できるはずです。
参考図書 石川三知氏の世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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