テクノロジーが新たな出会いを生み出してくれる!

習慣化

あらゆるビジネスは出会いから始まる。(寺田親弘)


出会いによって新たなイノベーションが生まれる!

先日のSansan Innovation Project 働き方2020のブログを続けます。Sansan株式会社の代表取締役の寺田親弘氏は、人と人との出会いから新たなイノベーションが生まれると指摘します。今回のイベントは桜がキービジュアルなっていましたが、その理由はソメイヨシノのイノベーションでした。江戸時代中期に園芸が盛んだった染井村の植木職人が、エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラを交配させて、ソメイヨシノを生み出したのです。ヨシノという名前は当時人気だった奈良県の吉野桜にあやかりネーミングするなど流行るための仕掛けが施されていました。イノベーションだけでなくマーケティングセンスによって、ソメイヨシノは日本の桜の代名詞になったのです。寺田氏はBeatlesの出会いについても語ります。ジョン・レノンとポール・マッカートニーのリバプールでの出会いがロックにイノベーションを起こし、その後の音楽やライフスタイルを変えてしまったのです。Beatlesは多くの若者を虜にし、ここから多くのサウンドが生み出されました。 

テクノロジーやソーシャルメディアの進化によって新たな出会いが生まれると寺田氏は言います。 寺田氏のプレゼンを聞きながらAirbnb Story思い出し、再読しています。ブライアン・チェスキー、ジョー・ゲビア、ネイサン・ブレチャジックの3人の出会いによって、全く新しい宿泊プラットフォームのAirBnBが生まれ、旅行者と部屋の所有者(ホスト)が出会えるようになったのです。旅行者は街の普通の人たちの生活に入り込み、たとえホストと出会えなかったとしても、ホストのようにローカルの生活を楽しめます。ホストと同じような体験を通じて、ホストをより身近に感じられるのです。

AirBnBは、旅行よりはるかに大きななにかを体現している。それはコミュニティと人間関係を象徴する存在であり、その目的は、テクノロジーを使って人々をひとつにすることだ。AirBnBは 「居場所を求める人間の普遍的な欲求」を満たす場所になる。(ブライアン・チェスキー)

AirBnBはサービスを進化させ、「世界中を自分の居場所にする!」というコンセプトを浸透させることで、生活者のように普通の暮らしを楽しむ旅行者が増えているのです。AirBnBの3人の出会いが、異なる世界に生きる人たちの出会いや個性的な旅行を生み出したのです。

テクノロジーによって、新たな出会いをデザインしよう!

Sansanもテクノロジーの進化させることで、新たな出会いをデザインしています。名刺をテクノロジーに活用することで新たなイノベーションを生み出しています。寺田氏は「出会いの価値を最大化すること」がSansanのミッションだと述べていましたが、確かに名刺を科学し、活用することで未来をよりよくできます。過去に出会った人との再会や未来の可能性を広げる新たな出会いを増やすことが、テクノロジーの力によって簡単にできるようになりました。

SansanはData Strategy & Operation Center (DSOC) という研究機関で名刺を分析し、ビジネスの出会いを科学しています。Sansan取締役の富岡圭氏は名刺を社内で共有することで、出会いの価値を最大化する究極のプラットフォームを目指せると述べています。このプラットフォームを活用することで、企業の生産性が高まり、よりイノベーティブな活動ができるようになります。今回富岡氏のKeynoteで新たな機能が発表されたので、以下簡単にご紹介します。

スマートレコメンデーションは、AIを活用し、ユーザーの名刺交換から、地域・業種・部署などを分析し、次に出会うべき人をレコメンドしてくれます。名刺交換の傾向をSansanが分析し、マッチングを行い、過去に社内で交換された名刺を自動的にレコメンドします。ユーザーはレコメンドに対し、興味のあり・なしを選択し、興味ありを選択した場合は名刺の所有者に紹介可能かどうかを通知します。紹介OKの場合は、メッセージ機能を使って連絡でき、新たな出会いが生み出されます。AIが社員の興味の傾向を学び、レコメンドの精度を高めてくれます。この機能によって、休眠人脈を活性化したり、新たな出会いをデザインできます。既存顧客の掘り起こしや新規クライアントの開拓に役立ちそうです。Sansan Customer Intelligenceは、究極の名寄せシステムです。SFAやCRMツール、Sansanなどのバラバラで統合できていない顧客データを統合してくれるカスタマーデータプラットフォームです。Sansanの名寄せ技術を活用し、顧客データを整備することができ、的確な営業戦略を立案できます。BBES Monitorは、名刺交換した相手にランダムに3つの質問を行い、エンゲージメントを評価するサービスです。 名刺を企業とのコンタクトポイントと捉え、自社をどう考えているかを簡単に調査できます。ここから自社のファンを見つけられ、ビジネスを拡大できそうです。

まとめ

今回、寺田氏と富岡氏のKeynoteを聞くことで、「名刺を科学する」ことの可能性を感じることができました。リアルなセッションから経営者のパッションがダイレクトに伝わってきました。テクノロジーを進化させることで、営業のチャンスを拡大したり、働き方を変えられそうです。名刺を共有することで社員同士のコミュニケーションも活性化します。Sansanの展示ブースで説明を聞いた際に名刺交換した社員は、去年このイベントに参加し、Sansanの思いに共感し、転職を決めたそうです。IT企業がミッションやビジョンをリアルな場で語ることで、優秀な社員を採用したり、ファンを増やすことができるのです。出会いにはテクノロジーだけでなく、ビジョン・ミッション・パッションが重要であることをこの社員との会話で実感しました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

       

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