恨みを捨てて、相手を許すことが幸せになる秘訣

今を精一杯生きるためには、恨みや後悔といった過去を忘れること。(リチャード・カールソン)


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恨みを捨てて、相手を許すことが幸せになる秘訣

リチャード・カールソン読むだけで自分のまわりに「いいこと」ばかり起こる法則: 快適にポジティブに生きるコツ書評を続けます。人生を楽しむためには、今を精一杯生きることです。そのためには、恨みや後悔を捨て去るべきだとリチャード・カールソンは述べています。

恨みを忘れることはとても難しいことで、私も長年、他者への恨みを抱えていました。恨みを持つことでリベンジができ、自分をより強くできると錯覚していたのです。しかし、恨みは自分の行動を阻害します。恨みを持つより、利他の心を持って、生きた方がはるかによいことが起こります。

多くの人は最期を迎える時に、過去の痛みを喜んで手放すと言います。恨みや後悔に時間を費やすのは、とてももったいないことです。恨みを捨て、相手を許すことで自分を解放できますから、自分の方から相手に歩み寄りましょう。

自分から許すと決めた瞬間、不思議なことに心にも変化のスイッチが入り、わだかまっていたものがスーッと小さくなっていくのを感じるはずだ。そして、つらい記憶がよみがえってきても、 「また、思い出しちゃった。でも、そのうちに気にならなくなる」とやりすごせる。

自分の感情をコントロールし、恨みを捨てることで、「今」にフォーカスできるようになります。「許すこと」で過去に束縛されなくなれば、人生をよりエンジョイできます。許すことへの抵抗感を小さくすることが、幸せになる秘訣なのです。

 

幸せな人は、過去や未来のことを考えず、現在にフォーカスしている!

記憶を思い起こすのは、汚れた洗濯物を汚れた水ですすぐようなものだ。恨みや後悔で汚れた水で何度心を洗っても、きれいになるわけがない。許すことでマイナス感情を手放せば、すすぐ水はきれいになり、あなた自身も癒されて、感情にとらわれずに相手と向き合える。

嫌な記憶を思い出すことは時間の無駄で、あなたの人生をつまらなくします。その時間を使って、人に何かをしてあげたり、瞑想した方がはるかに自分の気持ちを高めることができます。嫌な気分で過ごすか、気持ちよく過ごすかは、結局は自分の選択です。

「許すこと」で得られる心の「爽快感」はクセになるとリチャード・カールソンは言います。周りにいる人たちに対する視点を変えることで、自分を幸せにできるのです。思い込みや誤解というフィルターを捨てて、優しい気持ちで人に接しましょう。いつも心をきれいに洗濯しておくことで、人との関係を劇的に改善できます。

神経をとがらせて、生きることをやめ、人に優しくすることで、自分の気持ちをよりよくできます。「ありがとう」を口癖にすることで、相手から笑顔をもらえます。昨日まで香港を旅していましたが、買い物をするときに店員が、「メリークリスマス!」と声をかけてくれます。彼らに「メリークリスマス!」と答えると満面の笑みをもらえます。感謝と笑顔のやりとりをするだけで、私たちは幸せになれます。

嫌なことがあった時には、リチャード・カールソンの言葉を思い出しましょう。過去にとらわれずに今にフォーカスすることで幸せになれるのです。

幸せな人は、過去や未来のことをあまり考えず、現在の行為に熱中することに一生懸命です。

人への恨みを捨てて、感謝の気持ちを習慣にすれば、人生をよりエンジョイできるようになります。

まとめ

恨みや後悔など過去にとらわれることは時間の無駄です。今を精一杯生きるために、過去の嫌な体験を捨て去るようにしましょう。幸せな人は、過去や未来のことをあまり考えず、今にフォーカスしています。自分がコントロールできるのは今だけだと考え、行動することで、私たちは幸せになれるのです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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