今の日本社会では、一度就職した会社や職業から離れることはまだまだ容易ではありません。そのため、そこでうまくいかないとかなり閉塞感や挫折感を味わってしまう場合も少なくないと思います。けれども、そういう人にとっても、道はそこで終わってしまっているわけでは決してないと思うのです。(柳川範之)
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なぜ、卒業後も学ぶことが大事なのか?
週末に東大大学院教授の柳川範之氏の独学という道もあるを再読しました。今年の5月にこの本を読んだのですが、その際、このブログでも紹介しました。人生100年時代になり、私たちは働き方を変え、転職や起業を当たり前にする必要がありますが、まだまだシステムが追いついていないのが現状です。ミドル世代の知識や経験は他の業界やベンチャーでは価値を生みます。人材のミスマッチを解消することは重要ですし、彼らに学ぶ機会を与えることで、ミドル世代の成長を後押しできます。
アメリカの大学院には子育てを終えた女性だけでなく、かなり年配の方も次の仕事や生きがいを目指して学ぶ人が多いと言います。
多くの人が考えている以上に、どんな年齢になっても、将来の選択肢はたくさんあるのです。大切なことは、将来の道は閉ざされてしまったと悲観しないことだと思います。普通に考えている以外にも、実は道はたくさんあるのだとしっかり認識することで、見えてくるものがさまざまあるように思います。
将来の選択肢を考え、行動することで未来を変えることができます。企業や業種をまたいで働き場所を変えられるような社会の実現することで、多くの人が自分の力を発揮できるようになります。いくつになってももっと多様な選択肢があって、人々が職業や会社を(解雇されて選ばされるのではなくて)選び直すことができる社会になれば、幸せに働ける人も増えるはずです。一つの会社に執着し、一生そこで面倒を見てもらうと考えるのをやめ、自分への投資を続けるべきです。
社会に出たあとでも、もっと異なった知識や技能を身につける機会があれば、自分を変えることができます。卒業後も学ぶことが普通になれば、キャリアアップがはかれ、転職や起業のハードルも下がるはずです。大学に行くだけが、卒業後の選択肢ではありません。読書をしたり、勉強会に参加するなど、自分の成長のために、学ぶ機会を増やしましょう。
卒業後も学ぶことで、仕事のミスマッチを解消する!
ひとつのことに知識や技能を身につけたあとでも、新しい知識や技能を身につけることが容易にできるようにするべきだと思います。
現状では、日本の社会では多くの中高年の方々が、そんなに簡単には転職ができないという状況があり、今いる会社で十分な充実感が得られなかったり、十分な活躍の場がなかったりというミスマッチが起こっています。
日本は少子高齢化社会に急速になってきていて、人材や労働力は今後どんどん不足していくと言われていますから、このミスマッチを解消することが喫緊の課題です。ミドル世代が新たな必要な知識や技能を身につければ、新しい場所で力が発揮できるはずです。
新たなスキルを身につけることで、人々が抱いているような将来に対する不安感や閉塞感を打破できます。今いるこの会社しかない、今もっている知識や技能だけしか得られないということであれば、どうしても、そこでうまくいかないととても暗い気持ちになってしまいます。
そんなときに、新たな知識を身につける機会があり、そこからまったく異なった将来展望が開かれていくのだとすれば、多くの人たちにいまよりももっと明るい希望を与えられる気がします。ややくり返しではありますが、日本経済にとってもこの点はとても重要な点です。皆のやる気がなく、将来展望が暗いなかでは経済の発展はありえません。また、貴重な人材が、より適材適所で働けるようにすることは、経済システムにとってとても重要なことです。
かつての日本はその適材適所の人材配置を、大学卒業の段階で行ってきました。今後は社外人が学ぶ仕組みを作り、スキルアップを図ることで、人材のミスマッチを防ぐようにすべきです。時代が大きく変わる中で、経済の環境変化に合わせて、新しい働き方を生み出せば、ビジネスパーソンの転職が当たり前になります。ミドル世代の転職や起業を促すことが、日本経済活性化の鍵だと思います。
まとめ
大学卒業時にビジネスパーソンのキャリアが決まる日本社会に閉塞感が漂っています。人生100年時代には、卒業後も学び、スキルアップをはかれる仕組みを作るべきです。ミドル世代の転職や起業を加速させることで、人材のミスマッチを減らせ、日本経済を活性化できます。
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