SIZE 世界の真実は「大きさ」でわかる
バーツラフ・シュミル
NHK出版
SIZE 世界の真実は「大きさ」でわかる(バーツラフ・シュミル)の要約
バーツラフ・シュミルは、サイズが世界をどう形作るかを本書で探究しています。生物学、経済学、心理学、文学などの視点からサイズの重要性を論じ、正規・非対称分布を用いて自然・社会現象を分析しています。サイズの分布パターンが世界理解に与える影響を明らかにし、世の中の多様な現象をサイズから解き明かしています。
サイズを科学することによって、見えてくること
この150年間は歴史的に前例がないほどサイズが大きくなった時代であっただけではなく、私たちが暮らす世界や宇宙の本当の大きさをようやく理解できるようになる時代であった。(バーツラフ・シュミル)
本書の著者のバーツラフ・シュミルは、チェコ出身のカナダ人科学者で、環境科学や地球システム科学の分野で世界的に有名な研究者です。本書は、シュミルが私たちのサイズの常識を覆す新たな視点を提供する注目の一冊です。
著者は「大きさ」という切り口から世界を見つめ直し、私たちの認識や生活に与える影響を深く掘り下げています。 シュミルは、まず読者に「大きさ」についての理解度を問いかけます。日常生活で当たり前のように認識している「大きい」「小さい」という概念が、実は私たちの思考や感情に大きな影響を与えていることをここから明らかにしていきます。
人間の身体の大きさが様々な面で影響を及ぼしていることや、極端に大きなものや小さなものが引き起こす感情について、科学的な考察を交えながら解説しています。
本書では、規模の大きさがもたらす競争上の利点についても言及しています。アフリカのサバンナに生息するヌーの大群から、現代の巨大IT企業まで、様々な例をあげながら解説しています。セレンゲティ大平原の150万頭に及ぶヌーの群れや、検索エンジン市場でのグーグルの圧倒的なシェアなど、具体的な事例を通じて「大きさ」の持つ意味を考察しています。
人類の歴史を振り返ると、「大きい」ことは常に重要性と壮麗さの象徴でした。シュミルは、大きなものが人々に与える感銘や畏敬の念、時には恐怖心について論じています。同時に、ピラミッドなどの人工物においても常により大きなものを追求してきた人間の姿勢を指摘しています。
しかし、本書はただ「大きいことは良いこと」という単純な結論を導き出すわけではありません。むしろ、過度な大型化がもたらす問題点にも目を向けています。
著者の視点は人間のサイズの誤認にまで及びます。
高齢者や太りすぎの人は、自分の身長を高く、体重を軽く見積もることが多い。
アメリカの研究では、高齢者と男性が若者や女性よりも身長を高く申告し、アフリカ系アメリカ人女性が最も正確な自己評価をすることがわかりました。 このような認識のズレは、肥満人口の過小評価につながります。
ナイジェリアの研究では、肥満の被験者の40%以上が自分を標準体重だと考えていました。ただし、ナイジェリアでは体格が大きいことを好む文化的背景も影響している可能性があります。 さらに、最近の研究では体格認識のジェンダーバイアスが明らかになりました。
実験では、被験者が太りすぎの男性と痩せすぎの女性を標準体重と誤って分類する傾向が示されました。これは、標準体重の範囲に対する認識が極端に広がっており、明確なジェンダーバイアスが存在することを示唆しています。
この認識のズレは、健康上の問題や社会的な影響をもたらす可能性があります。太りすぎの男性や痩せすぎの女性が「標準」と見なされることで、不健康な体型が正当化される恐れがあります。このような認識の歪みを理解し、適切な健康基準を普及させることが重要です。
多くの親は、子どもの体重を過小評価し、BMIも低く見積もる傾向があります。実際には肥満に分類される子どもを健康だと誤解することが多く、これが子どもの肥満を持続させ、将来的に健康問題を引き起こす可能性があります。 一方で、標準体重の思春期や若い人たちの多くが、自分の体重が多すぎると考えることも問題です。
メディアで見かける理想的な身体イメージが、自身の身体への不満を増幅させます。こうした認識は、特に若い女性たちにおいて、体重への不満を引き起こし、拒食症や醜形恐怖症といった深刻な疾患の原因になります。 拒食症の患者は、自分を「太っている」と誤認し、周囲が食事を勧めても拒否します。
拒食症は若い女性に多く見られ、その治療には認知機能改善療法や脳深部刺激療法が試みられています。醜形恐怖症の患者は、自分の外見に欠陥があると信じ込み、その欠点を許容できません。
男性の場合、筋肉量を増やしたいという強い欲求があります。この障害の有病率は人口の0.7~2.4%とされています。 これらの疾患は、視覚情報の処理に異常がある可能性が示唆されています。例えば、拒食症と醜形恐怖症の患者は、脳の視覚情報処理システムにおいて異常な活性化が見られるという研究結果があります。
食べ物のサイズに関する知覚については、単純な刺激が評価に影響を与えることがあります。例えば、ダイエット中の人は、チョコレートマフィンのサイズを実際より大きく見積もる傾向があります。
また、シェフたちは自分が「標準的」な量の食事を提供していると思っていても、実際の量は政府のガイドラインを大きく上回ることがあります。 小さめの食器を使うことで食べる量を減らすことができるという研究結果もありますが、これには限界があると著者は指摘します。
食器の大きさが摂取量に与える影響についてのメタ分析では、ほとんどの場合、有意差がないことが判明しています。そのため、最近では小皿を使うことが過食を防ぐ方法と認識されていますが、これは必ずしも効果的ではないかもしれません。
人と物とサイズの適切な関係とは?
長身の人たちは、より健康で、より賢く、自信に満ち、教養があり、社会への適応力が高いと見なされる傾向があり、人から好感をもたれやすいその結果、おしなべて、長身の人はそうでない人よりも成果をあげられるようになり、裕福になり、大きい影響力をもつようになるのだ。
1915年、ニューヨーク大学の経営学教授イーノック・バートン・ゴーウィンが、身長と所得の関係について初めて体系的な見解を示しました。彼は、組織内での立場が上位の人ほど背が高い傾向があることを指摘しました。 この観察から100年以上が経過した現在も、その傾向は変わっていません。
21世紀に入ってからの20年間、多くの研究が行われ、身長と賃金の間に相関関係があることが繰り返し確認されています。 この現象は、経済的に発展した欧米諸国に限らず、急速な近代化を遂げたアジアやアフリカの国々でも観察されています。
具体的には、中国、台湾、インド、インドネシア、エチオピアなどの国々でも同様の傾向が見られています。 つまり、身長が高いことが社会的・経済的な優位性と結びつく傾向は、時代や地域を超えて広く存在していることがわかります。この現象は、社会構造や文化的背景が異なる国々でも共通して見られる興味深い傾向といえるでしょう。
人間の視覚情報処理には興味深い特徴があります。私たちは水平方向の画像処理を優先する傾向にあります。これは、同じ数の商品を同じ大きさの瓶に入れ、店内で水平と垂直に陳列した実験で確認されています。 この知見は小売業者にとって重要です。商品を横に並べると、顧客は情報を処理しやすく、多様な商品を広範に見ることができます。そのため、陳列の際にはこの事実を考慮することが有効でしょう。
人間の目は横に動かすことが多いという事実は、芸術の世界にも反映されています。あらゆる時代の風景画に水平方向の要素が多いのは、この特性と関連していると考えられます。西洋の伝統絵画約1万5000点を分析した研究結果も、この傾向を裏付けています。
さらに、人間の顔の左右対称性と魅力の関係についても興味深い研究結果があります。男女ともに、顔の左右対称性が高いほど魅力的だと評価される傾向があります。非対称性が強くなるほど、魅力度は低下します。 左右対称性の高い顔は、単に見た目の魅力だけでなく、様々な好ましい印象と結びついています。このような顔の持ち主は、健康状態が良く、社交的で、知性があり、いきいきとして自信に満ち、精神的にバランスが取れていると見なされやすいのです。
これらの研究結果は、人間の視覚認知や美的感覚が、自然界に存在する左右対称性と深く関わっていることを示唆しています。私たちの脳は、対称性を健康や適応能力の指標として認識しているのかもしれません。こうした知見は、デザインや広告、さらには人間関係の理解にも応用できる可能性があります。ただし、写真や3Gの実験ではここまでシンメトリーが評価されていないという実験結果もあります。
建築の世界でも、シンメトリー(左右対称性)は古くから重要な要素として扱われてきました。この傾向は、古代ギリシャ、古代ローマ、インド、イスラム文化圏、そしてルネサンス期のヨーロッパなど、世界中の様々な文化や時代で見られます。
例えば、古代ギリシャのパルテノン神殿、古代ローマのコロッセオ、インドのタージマハル、そして多くのイスラムのモスクや宮殿が、この原則を採用しています。ルネサンス期の教会や邸宅でも、シンメトリーを重視したデザインが多く見られます。
シンメトリーは単に見た目の美しさだけでなく、調和、均衡、完全性、秩序といった深い意味を持つ概念として扱われてきました。そのため、建築におけるシンメトリーの使用は、文化的、宗教的、哲学的な表現としても重要な役割を果たしてきたのです。
現代社会では、多くのものが大型化する傾向にありますが、その中で顧客に不利益をもたらす象徴的な例として、飛行機のエコノミークラスの座席が挙げられます。この問題は、航空会社の経営戦略と乗客の快適性のバランスを如実に表しています。 近年、多くの航空会社がエコノミークラスの座席サイズを縮小する傾向にあります。特に、前後の座席間隔(シートピッチ)が狭くなっていることが指摘されています。これは、1機あたりの座席数を増やし、収益を最大化しようとする航空会社の戦略によるものです。
一方で、人間の平均体格は過去数十年で大きくなっています。これにより、狭くなった座席と乗客の体格のミスマッチが生じ、長時間のフライトでの不快感や健康上の問題を引き起こす可能性が高まっています。
この状況は、航空業界における競争激化と、低価格航空会社の台頭によってさらに加速しています。多くの乗客が価格を重視して航空会社を選ぶため、各社は座席サイズを犠牲にしてでもコストを抑える傾向にあります。市場において、適切なサイズを見出すことは成功の鍵となります。著者は、この「適切なサイズ」が大ヒット商品を生み出す要因であると指摘しています。その代表例として、ボーイング747、T型フォード、そしてビッグマックを挙げています。
ボーイング747は、航空機の世界に革命をもたらしました。その大きさは、多くの乗客を一度に運ぶことを可能にし、長距離飛行の経済性を大幅に向上させました。しかし、単に大きいだけでなく、空港施設や航空管制システムとの適合性も考慮されていました。この「適度な巨大さ」が、747を長年にわたって航空業界の主力機種たらしめた要因です。
T型フォードは、自動車の大衆化を実現した象徴的な車種です。その大きさは、当時の一般家庭のニーズに合致していました。小さすぎず大きすぎず、使いやすさと経済性のバランスが取れていたのです。さらに、大量生産によってコストを抑え、多くの人々が手に入れられる価格を実現しました。
ビッグマックは、アメリカ人のファストフードの代名詞とも言える商品です。その大きさは、一般的な食事としては大きめですが、「満足感」を与えるのに適したサイズとなっています。また、世界中で統一されたサイズと味を提供することで、グローバルなブランド認知を獲得しました。
巨大化・マイクロ化する現代の問題点とは?
現代の巨大建築物、特に高層ビルの進化について触れています。エンパイア・ステート・ビルやドバイのブルジュ・ハリファのような超高層ビルは、技術の進歩と都市化の象徴です。しかし、これらの建物を建設するためには、材料の強度や建設方法、さらには経済的な要因を考慮する必要があります。
シュミルは、これらの要因がどのように相互に作用し、最終的に建物のサイズを制限するかを説明します。さらに興味深いのは、シュミルが環境意識の時代においても、依然として大きさへの好みが存在することを指摘している点です。例えば、車やテレビのサイズは年々大きくなっています。これは、消費者の需要と技術の進歩が合わさった結果です。
しかし、サイズが極端に大きくなると、投資効率が悪くなることも事実です。著者は、あまりにも巨大な建物やタンカーが造られない理由を具体的に説明しています。例えば、巨大なタンカーは浅い海やマラッカ海峡を通行できなければ、その存在価値がなくなります。
さらに、あまりにも大きな建物は、建設コストや維持費が高騰し、経済的に見合わなくなることもあります。これらの制約は、巨大構造物の実現可能性を大きく左右する要因となっています。テクノロジーの進化、特に半導体技術の発展により、電子機器の小型化が急速に進んでいます。この傾向は、私たちの日常生活に大きな変革をもたらしてきました。かつては部屋の一角を占めていたコンピューターが、今では手のひらに収まるスマートフォンとなり、膨大な処理能力を持つようになりました。
ウェアラブルデバイスや IoT 機器の登場により、さらに小型で高性能な電子機器が私たちの生活のあらゆる場面に浸透しています。 この小型化の主な原動力となっているのが、半導体のマイクロ化です。ムーアの法則に従い、集積回路上のトランジスタの数は約2年ごとに倍増し、これにより同じサイズでより高い性能を実現したり、同じ性能でより小さなサイズを実現したりすることが可能になっています。
しかし、この極小化にも限界があることが指摘されています。物理的な制約や、開発・製造コストの増大により、ROI(投資収益率)の観点から見た限界に近づいているのです。
例えば、半導体の製造プロセスが微細化するにつれて、製造装置の開発コストや生産ラインの構築コストが膨大になっています。また、量子効果などの物理現象により、これ以上の微細化が困難になる「物理的限界」も見えてきています。さらに、ユーザビリティの観点からも小型化には限界があります。
スマートフォンの例を挙げると、画面が小さすぎると情報の視認性が低下し、キーボードが小さすぎると操作性が悪くなります。そのため、一定以上の小型化はかえって製品の使いやすさを損なう可能性があります。テクノロジーの進化における「適切なサイズ」は、技術的可能性、経済性、ユーザビリティなど、多くの要因のバランスによって決定されます。
極小化の追求は重要ですが、それと同時に、使用目的や環境に応じた「最適なサイズ」を見出すことが、これからのテクノロジー開発において重要な課題となっていくでしょう。
『ガリバー旅行記』に登場する小人や巨人たちの設定について、科学的な視点から興味深い考察がなされています。この分析は、生物学や解剖学的な観点から想像上の生き物の現実性を検討しています。
小人(リリパット人)の場合、人間と同じ比率で縮小されると、脳の大きさは約10グラムになると推定されます。これは人間の脳の約1%の大きさで、ニューロンの数も大幅に減少します。その結果、認知機能や学習能力が著しく制限され、人間社会と同じような複雑な社会を形成することは難しいと考えられます。
一方、巨人(ブロブディンナグ人)の場合は逆の問題が生じます。人間と同じ比率で拡大されると、脳の重さは約200キログラムにも達すると推定されます。この巨大な脳を支えるための頭蓋骨、それを支える首の構造、そして全身を支える骨格や筋肉の強度が現実的に可能かどうかが問題となります。
特に注目すべきは、足の構造と首の問題です。人間の足裏のアーチ構造は、通常のサイズでは効果的ですが、巨大化した場合、体重を支えきれない可能性が高くなります。また、巨大化すると頭部の重量が比例以上に増加し、首の構造では支えきれなくなる可能性があります。
これらの考察は、SF作品や想像上の生き物を創造する際に重要な視点を提供しています。単に既存の生物を拡大や縮小するだけでなく、そのサイズで実際に機能するためにはどのような体の構造が必要かを考慮することが、より説得力のある創作につながります。
また、この分析は現実世界の工学的問題にも応用できます。例えば、大型の建造物や機械を設計する際には、単に小さなモデルを拡大するだけでなく、サイズの変化に伴う構造的な問題を考慮する必要があることを示唆しています。
正規分布と非正規分布から見えること
私たちは秩序を好み、認識できるパターンを好み、現実世界の多様性と複雑性の根底に共通するものや、相対的にシンプルな性質を見いだすことによろこびを覚える。正規分布、つまり左右対称の分布は、こうした私たちの好みを満足させ、自然界で遭遇する無数の現象に、ある程度の安定性と予測可能性をもたらしてくれる。かたや、非対称な分布を予測可能で秩序あるパターンに当てはめたり、自然災害や壊滅的な大災害の規模が定量化できるパターンに一致する頻度について信頼の置ける推論を立てたりすることは、はるかにむずかしい。
自然界と人間社会の中で、物事の大きさや量がどのように分布しているかを観察すると、興味深いパターンが見えてきます。 生物の体の大きさや、その体を構成する部分の大きさは、多くの場合、正規分布に従います。これは、平均値を中心にして左右対称の釣鐘型のグラフになるものです。この分布は、平均値と標準偏差という2つの数値だけで完全に表すことができます。
しかし、自然界には正規分布に当てはまらないものも多く存在します。例えば、山の高さや湖の大きさ、地震のエネルギーなどです。これらは小さいものが多く、大きいものが少ないという非対称な分布を示します。エベレストのような8000メートル級の山は稀である一方で、低い山はたくさんあることから、この分布が示す傾向が確認できます。
人間社会でも同じような非対称な分布が見られます。都市の人口、企業の規模、個人の所得や貯蓄額などがその例です。この非対称性が、社会の不平等を生み出す一因となっています。 自然災害の規模も非対称に分布しており、さらに予測が難しいという特徴があります。
そのため、大規模な地震やパンデミックに対する事前の準備が非常に困難になっています。 人間は本来、秩序やパターンを好む傾向があります。そのため、正規分布のような左右対称の分布は理解しやすく、安心感を与えます。
一方、非対称な分布は理解が難しく、不安を感じさせることがあります。 しかし、これらの分布パターンを研究することには大きな意味があります。それは単に統計的な興味だけでなく、私たちを取り巻く世界の本質を理解し、その中で人類がどのような存在なのかを考えるきっかけを与えてくれるのです。
宇宙の中で見れば、地球は小さな惑星に過ぎません。その上で進化してきた人類も、決して特別な存在ではないかもしれません。しかし、複雑な世界を理解し、適応し、進化し続ける能力を持っています。 分布のパターンを研究することは、そんな人類の姿を映し出す鏡のようなものです。
シュミルの緻密な研究と鋭い洞察に基づいた本書は、読者に新たな知識と視点をもたらしてくれます。著者は、私たちが当たり前のように捉えている「大きさ」という概念を再考させ、世界をより深く理解するための道具を与えてくれます。科学、歴史、経済、環境など幅広い分野にまたがる考察は、読者の知的好奇心を刺激し、新たな発見をもたらしてくれます。
シュミルのユニークな視点と豊富な知識に基づいて書かれた本書は、「大きさ」を通じて世界の真実に迫る、知的冒険の旅といえるでしょう。
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