良い習慣はたしかに大切だけれど、私たちが持てる力をフルに発揮できない理由は往々にして、悪い習慣にある。世の中のありとあらゆるよい習慣を身につけたところで、悪い習慣を温存していたのでは、目標になかなか到達できないだろう。こう考えてみてはどうだろう?あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている、と。悪い習慣とは、身体に重しを巻きつけて一日中ズルズル引きずっているようなもの。重しはあなたのスピードを鈍らせ、くたくたにし、いらいらさせるだろう。どんなに才能にあふれ、努力していても、自分の足を引っ張るような思考や行動や感情をそのままにしていたのでは、100パーセントの力を発揮するのに四苦八苦する羽目になる。(エイミー・モーリン)
メンタルが強い人がやめた13の習慣の著者のエイミー・モーリンは
若くして母親、最愛の夫を亡くし、二度目の夫の父親もすぐに癌になるなど
メンタルが弱くなるような身内のトラブルが続きました。
そんな時、彼女は泣きながら、残りの人生を過ごすことをやめると決意し
メンタルにまつわる13のリストを作成したのです。
自分の中の悪い習慣を一旦捨てることを決め
「すべきでないこと」に重点を置くことで、自分の中に大きな変化が現れたと言うのです。
以下の13の悪い習慣を手放すことで、メンタルの力を育めるのです。
「自分を哀れむ習慣」をやめる
「自分の力を手放す習慣」をやめる
「現状維持の習慣」をやめる
「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
「リスクを撮らない習慣」をやめる
「過去を引きずる習慣」をやめる
「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
「孤独を恐れる習慣」をやめる
「自分は特別だと思う習慣」をやめる
「すぐに結果を求める習慣」をやめる
メンタルを強くすれば、感情をコントロールできるようになり
前向きな行動が期待できます。
人は、思考、行動、感情の3方向からアプローチすれば
メンタルを良い方向に変えられるのです。
■思考 根拠のない思い込みを特定し、より現実的な思考に置き換える。
■行動 どんな状況でも前向きな行動を取る。
■感情 感情に支配されないよう、自分の感情の手綱を握る。
メンタルが強くなれば、ストレスにも対応できます。
トラブルなどの問題にも、効率的、効果的に対処できるようになり
辛いことがあっても、乗り越えられるようになります。
また、自分への自信が高まり、自分の価値観に従って生きることで
自分の持てる力をフルに発揮できるようになります。
その結果、良いことが引き寄せられ、幸せになれる確率が高まるのです。
また、悲しいことがあっても、自分を哀れまないようにしましょう。
自分を不憫に思っていると、時間稼ぎができます。
状況がどんなに酷いかを語って、自分を正当化していても
結局は、行動が伴わないので、未来を暗くするだけなのです。
自分を哀れむ習慣を悪い習慣だと捉え、やめることを意識しましょう。
自分を哀れむ習慣は
1 時間のムダ
2 ネガティブな感情を膨らます
3 哀れな人生を引き寄せる
4、癒されず前進できない
5、悪いことに目が向き、良いことが見つけられない
6、人間関係を妨げる という問題を自分にもたらします。
この自分を哀れむという悪い習慣をやめるためには
意義あることに参加したり、とにかく親切にする、アクティブになるなど
自ら積極的に行動することがキーになります。
また、本書でも感謝の心が大事だと書かれていて、とても驚きました!
私が行っている感謝日記が、ここでもレコメンドされていたのです。
自分を哀れむ習慣をやめれば、人は強くなれるのです!
このように、著者がリストアップした13の悪い習慣をやめれば
メンタルを強くでき、最高の自分を手に入れられます。
メンタルが強い人がやめた13の習慣(エイミー・モーリン著)は
やめるべき習慣とその対処法がリストアップされているので、とても価値があります。
あとは、読んで実践するだけなので、ひとつひとつ改善していきましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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