マジカル・モーメント—賢者のつぶやき(パウロ・コエーリョ著)は
彼のTwitterアカウントの言葉と、ファン・ジュンファンの素敵な絵によって生まれた一冊です。
本書は、Facebookの友人の編集者さんからレコメンドされた一冊だったので
Amazonから届くのを、とても楽しみにしていました。
パウロ・コエーリョのことは以前から知っていたのですが
なかなか読むチャンスがありませんでした。
今回、彼の作品に巡り合えたことで、私の人生はより豊かになりました。
もっと早くパウロ・コエーリョの作品を読んでいればよかった!というのが
私の一番の感想です。
彼の飾り気のない言葉とシンプルなイラストに触れていくうちに
心がどんどんリラックスしていくのです。
人生の最高のゴールは愛し愛されることだ。他のことは取るに足らないささいなことだ。
日曜日にゆったりとこの一冊を読めたことで、心がとても落ち着きました。
なんとも言えないゆったりした気分になれて
周りの景色がとてもやさしい空気に包まれています。
パウロの一言一言がとても、心を穏やかにしてくれました。
本当の愛とは、相手の幸せを願うもの。間違った愛とは自分のものにしたがること。
Twitterの短いメッセージなので、何度も何度も読み返せます。
また、リラックスだけでなく、本書からは行動する勇気ももらえます。
読み進めていくうちに、パウロからエネルギーを与えられるのです。
愛、使ってはいけない言葉、退屈な人間など
本書は7つのチャプターで構成されているのですが
パウロのつぶやきからは、チャレンジすることや変化の重要性も学べます。
さよならを言う勇気があれば、人生は新しい出会いで報いてくれるだろう。
人生は短いので、やりたいことをやらなければ後悔します。
狭い世界に閉じこもっていては、チャンスを引き寄せられません。
時には、別れを自ら切り出すことも必要なのです。
いつでも夢を語り、アウトプットしていれば
多くの人との新しい出会いがデザインでいます。
「私には夢がある」というかわりに、「私は後悔している」と言い続ける人に、私たちは老人の姿を見る。
過去を振り返るのではなく、未来志向が人生を明るくしてくれます。
絶えず、自分を変化させるために、新しいことにチャレンジすべきなのです。
言葉の使い方一つでも、人生が変わることがわかります。
老いないためには、絶えず未来を意識したいものです。
使ってはいけない言葉;「いつか」「たぶん」「もし」
パウロの「使ってはいけない3つの言葉」は
このブログのメッセージに近く、とても共感しました。
「いつか」を考えれば、先延ばしにつながりますし
「もし」と言っても、過去は変えられないのです。
創造的であるためには、勇気を持たなくてはならない。他人の意見を聞いてはならない。ただ実行しなさい。
パウロのつぶやきを読んでいると、行動しないことが罪にすら思えてきます。
クリエイティブであり続けるためには、勇気が絶えず必要なことがわかります。
新しい考えを拒否する程度によって、あなたの年齢を判断することができます。
「失敗するので?」は、「無理だ」と決めつけるのも、ただの思い込みかもしれません。
新しい考えを拒否しないように、もっともっと若い世代と付き合いたくなりました。
自分を老けさせるのも、結局は自分自身の選択なのです。
「絶対に無理」というのは単に一つの意見にすぎない。
本書のパウロの言葉を読むことで、行動することが怖くなくなります。
自分からブレーキを踏まずに、可能性にチャレンジしてみましょう!
最後にソーシャルメディアについてのパウロの言葉を紹介して終わります。
ツイッターで憎しみを発散することはたやすい。一番難しいことをしなさい。それは愛を表明することだ。
この言葉を読んで人の批判するよりも、ソーシャルメディアでの貢献を考えたくなりました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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