スピードはきわめて重要だ。競争力に欠かすことのできない要素である。スピードがあれば、企業も、従業員も、いつまでも若さを保てる。スピードは習慣になりやすいし、アメリカ人が大好きなものだ。これを利用しない手はない。(ジャック・ウェルチ)
(小川泰史著)の中に「人と接する9つの心構え」 が紹介されています。
この当たり前の心構えがを、ちゃんと守れる人が
幸せを引き寄せられる人なのかもしれません。
・スピードが速いこと・・・行動・決断を速くし、相手の「重要感」を満たすこと。
・誠実であること・・・不利な状況下においても貫けること。開示すること。
・感謝すること・・・自分が不幸な時でも感謝できること。感謝を形にすること。
・尊重すること・・・相手の時間・立場・状況・背景・ お金を常に尊重すること。
・バランスを取ること・・・関わるすべての人にとって、有益になるようにバランスを取ること。
・距離感を測ること・・・すぐに近い関係を求めずに信頼を積み重ねること。
・利他であること・・・見返りを求めないこと。
・ヴィジョンを語ること・・・目指すものがあることを本気で伝えていくこと
・人を知ること・・・人に興味を持ち、覚えるという姿勢を持つこと。
小川氏のこの9つの心前は、すべて当たり前のことなのですが
実際にこれを実践できている人は、少ないと思います。
スピード、誠実、感謝などあたりまえの言葉が並びますが
これらはいつも意識しておかないと、ついつい忘れてしまいますから
日々、チェックできるように、私はEvernoteにメモしました。
9つの心構えを整理すると、素早い対応、他者への感謝、共感に分類できます。
スピード感を持って人に接すれば、相手を感動させられますし
感謝の気持ちを持つと、苦手な相手との関係が改善され、周りに人が集まるようになります。
彼らに貢献し、共感してもらうことで、三方良しの関係を作れるのです。
苦悩を数えてはいけない。幸せなことを数えて、それに感謝する時、人は幸せになることができる。(デール・カーネギー)
特に、困っている同士を引き合わせて紹介すること(奉仕の三角形)を
作り始めると徐々に人間関係が変わります。
この「三角形」のおすそ分けをすることで、幸せ共有型三角形が出来上がり
あなたの周りに多くの人が集まってくるようになります。
この幸せ共有型三角形が大きくなればなるほど
バランスが良くなればなるほど、参加メンバー全員が幸せになります。
この完全バランス型三角形をたくさん作れれば
あなたの周りに幸せがどんどん引き寄せられるようになります。
そのためには、相手に関心を持つことが大事です。
興味というものを狭い範囲でとらえてはいけません。たとえいままで自分が興味のなかったことが会話にのぼったとしても、その会話をする相手に興味を持つ。自分と違うからこそ興味を持つという気持ちが大切です。(和田裕美)
たとえ、自分に興味がなかった話だとしても
完全バランス型三角形のパワーを使えば、誰かの力を使えるはずです。
自分の三角形の価値をいつも意識するようにすれば
どんな相手の話にも関心を持てるようになりそうです。
これで人間関係を間違いなくよくできます!
最後に、感謝に対する小川氏の言葉を紹介して、今日のブログを終わります。
感謝すべきことを忘れていなかったか?それを伝えることで、誰にどんなふうに喜んでもらったか?誰の何のお役に立てたのか?人の喜ぶ姿を繰り返し見る、その積み重ねが、揺るぎないあなたの「自信」を形成していくはずです。
人間関係の基本は感謝の気持ちを持つことですが
本書を読むことで、感謝と幸せの関係がよくわかります。
今日のブログは、昨日のブログの続編ですので
昨日の記事もぜひご参照ください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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