生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。(瀬戸内寂聴)
40歳を過ぎた頃、同年代の仲間が次々亡くなり
私は自分の死について真剣に考えるようになりました。
自分の存在を問い直し、やりたいことを徹底的にやろうと決めました。
そう考えると、時間が貴重な資源だと思えるようになり
時間を浪費することをやめました。
その後、健康のために断酒を決意し、自分の悪い習慣を変えることにしました。
また、空いた時間で夢を叶えようと考え、私はやりたいことを徹底的に洗い出しました。
その時に出会った一冊がロバート・ハリスの人生の100のリストです。
この本のおかげで、私は夢リストを書くことで人生が変わることに気づけたのです。
その時に書いたリストには、以下のようなものがあったのですが
これらを全て数年のうちに実現できました。
■酒を二度と飲まない
■著者になる。
■雑誌に記事を書く。
■大きなコミュニティを作る。
■ブロガーになる。
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もう、言葉は充分だろ。今すぐ、行動に移そう。(ボブ・マーリー)
夢リストを書くことで、私は気持ちをポジティブにできるようになりました。
言い訳をしている自分が、馬鹿らしくなりました。
「誰の人生を生きているのか?」と自問することで
先延ばしをやめて、行動する気になったのです。
リストに関してもうひとつ言えることは、何かを夢見、それをただ空想したり人に言うだけでなく、紙に書き記すという行為はやはり、その実現に至るプロセスに何らかの影響を与えるのではないか、ということである。(ロバート・ハリス)
著者になるために、私はパーソナルブランディングを意識し
ソーシャルメディアでアウトプットを始めました。
仲間の著者に会うことで、どうすれば著者になれるのか?を考えました。
当たり前ですが、彼らは皆自分の専門領域を持っていました。
経営、コミュニケーション術、ブログ、心理学などなど
本を書くテーマ(自分の強み)を持っていたのです。
残念ながら、当時の私には本に書けるような強みがありませんでした。
まずは、自分の強みを生み出し、それを磨くことだと考え
ソーシャルメディアやiPhoneのニュース
ビジネス書の書評をUSTREAMで徹底的にアウトプットしたのです。
この大量行動によって、私は編集者と出会うことができ
著者になるという夢を実現したのです。
なぜそうなるのかはぼくにもハッキリとは分からない。願うことによって潜在意識が刺激され、無意識的にその夢の達成に適した状況、環境、精神状態をぼくは作り上げていったのかもしれないし、または願いそのものが独自のエネルギーを持ち、ぼくの想像を超えた、何か大きな力を引き寄せてくれたのかもしれない。言霊という言葉があるように、人の思いは天を動かし、運の流れまでも変えてしまうぐらいの生命力を持っているのかもしれない。ぼくがリストに手を加え続け、新しい夢を書き足し続けるのも、心のどこかで、この思い願うことの持つ力を信じているからなのだと思う。(ロバート・ハリス)
それ以来、私は夢が実現すると信じられるようになりました。
夢が叶うと、次の夢を書き足し、100の夢リストを絶えず更新しています。
これからも亡くなった仲間の分まで長生きすることで
彼らと一緒に夢を叶えようと考えています。
死だけが唯一の本当の締め切りである。生きている限り、学ぶべき事が未だある。(エレン・スー・スターン)
今日もお読みいただき。ありがとうございました。
photo credit: Aldebaran Night via photopin (license)
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