カエルにキスをしろ!(ブライアン・トレーシー著)の書評

成功した人々のきわめて重要な行動の一つは、「理想化」と呼ばれる行動だ。この理想化によって、あなたはあらゆる面において完璧な未来像を描くことができる。「制限のない」考え方を練習するのだ。あなたは、時間もお金も、友だちも知人も、教育も経験も、そしてどんなものにでも「なれるし持てる」、またそれを行うために必要な才能も能力も、すべてを持っていると想像しよう。(ブライアン・トレーシー)

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ブライアン・トレーシーカエルにキスをしろ!には
彼の素晴らしい思考法がたくさん紹介されています。
その一つが、「理想化」と呼ばれる作業です。
完璧な未来像を作って、未来から自分を振り返る癖を習慣化するのです。

まずは、5年後の完璧な自分の未来をイメージしましょう。
5年先を予想し、それから現在、そして今いる場所を振り返るのです。
5年後の自分の仕事や家族との関係、健康、経済状況が
完璧で申し分のないものだとイメージするのです。

次に今日1日を完璧な1日にするために、何をするかを考えましょう。
今日の24時間の積み重ねが、完璧な5年後を実現するための入り口なのです。
その際、制限をなくして、理想の1日を考えることを心がけるのです。
そして、そのためのアクションを起こすのです。
自分にブレーキを踏んでいては、理想の未来は生まれません。

また、行動するときに、恐怖感を感じても逃げないようにしましょう。
その壁を乗り越えると、チャンスが突然現れます。
自分のネガティブな感情を受け入れ
それをポジティブな感情に置き換え、行動することで
人生を面白くできるのです。

問題が起きたときには、注意深く分析し
一つ一つ紐解いて、答えを見つけるようにしましょう。
現状を書き出して、事実と問題を区別するのです。
事実は変えることができませんから、それで悩むのは止めましょう。

例えば私は今52歳ですが、この年齢をいくら考えても変えられません。
現状の事実に対して怒ったりはせずに、ありのまま受け入れ
自分人生や行動にそれを合わせるのです。

しかし、達成していない目標が問題ならば、解決策はあります。
その障害物を見つけて、取り除けばよいのです。

自分に自信をもって、一つ一つ解決策を考え、目標に向かって走り出すのです。

あなたを不幸にする事実は、ほとんどが 「過去」にあり、過去に起きたことは事実だ。これは重要なことだ。というのも、多くの人は過去に予想できなかったことのために、現在、鬱々とし、惨めな気持ちでいるからだ。しかし、それは過去に起きたこと、あるいは起きなかったことなのだから、現在では変えることのできない事実なのだ。事実にうろたえるのはよくない。

ブライアン・トレーシーは、過去にとらわれると不幸になると書いています。
過去に時間を費やすのをやめ、未来志向で人生をやり直すのです。
5年後の理想の自分をイメージして、そのための行動を今日からスタートしましょう。
こちらの書評
も是非ご一読ダサい。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: Imagine everything via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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