行動する者にこそ大きなチャンスが訪れる。(ダン・ショーベル)
ただ本を読んで考えているだけではキャリアを前進させることはできない。私は毎朝、目を覚ますたびに 「今日も新しい風をおこそう」と自分に言い聞かせている。そして、毎日必ず時間を割いて、少なくとも一つは自分を成長させる活動に取り組んでいる。
プロモート・ユアセルフ -最強のキャリアをつくる働き方
(ダン・ショーベル著)の中の言葉を読んでいて、私は9年前のことを思い出しました。
人生を変えようと決めて、断酒をスタートしたのですが
「毎日一人必ず新しい人に会う」というルールを決めたのです。
飲み仲間中心の狭かった人脈を変えることで、自分を成長させることにしたのです。
異質が集まるからこそ、新たなエネルギーが生まれると考え
違う価値観を持った人との付き合いを意識しました。
朝活や勉強会に参加したり、人に紹介をお願いするなどして
毎日、人脈を広げる努力を重ねました。
その時に意識したのが
■違う業界
■異なる世代
■プロフェッショナルな方に会うの3つでした。
毎日、自分に刺激を与えてくれる人に会うことで
コンサルタント、経営者、著者、士業、起業家、投資家などの方との交流が始まり
私のビジネスに良い影響を与え始めたのです。
他人の脳を借りることで、課題を解決するアイデアが
たくさん生まれるようになったのです。
Facebookが流行り始めた後は、人と知り合うのが楽になり
人脈が加速度的に膨れ上がりました。
人に会うことは、実はお互いの価値の交換なのです。
自分の価値を高めなければ、人を紹介してもらえません。
ソーシャルメディア時代は、自分のブランドを磨くことで
人に出会えるチャンスを確実に増やせますから
自分の強みを見つけて、それを徹底的に磨くのです。
私は人に会い続けるうちに、人への貢献を意識するようになったのです。
1日に一つでいい─新しいスキルを身につけるとか、グループで新しいアイディアを共有するなど、どんなことでも─あなた自身を育てる何かをしよう。この 「1日1歩の前進」を習慣として続けていけば、時流に乗り遅れることもなく、もっと充実して、自信を持って、自分の価値を高めていけるだろう 。これができれば、仕事以外の時間もさらにクリエイティブに、充足感を持って過ごすことができる。そして確実に、1年で365歩分、自分を成長させることになるのだ。
私は、ダン・ショーベルが言うところの「1日1歩の前進」を心がけました。
私たちはどこにも答えがない時代に生きています。
人に会うことで、いろいろなことがわかりました。
多くの人たちは不安を感じながら生きていて、いろいろなことを知りたがっていることを!
私は読書が好きだったので、読んだ本を人に紹介するようにしました。
読書会に参加して、自分が読んだ本をシェアしたり
ソーシャルメディアで本の内容をレポートするようにしたのです。
このアクションが自分の価値を高めてくれると同時に、私を目立たせてくれました。
USTREAMでの私の活動が編集者の目に止まり、夢だった出版のチャンスを手に入れたのです。
ソーシャルメディア時代は、誰かのために貢献することで
自分をプロモートできる時代なのです。
日々自信を持って、自分の価値を高めて
その果実を積極的にアウトプットすることで、自分のキャリアをアップできます。
ダン・ショーベルのプロモート・ユアセルフの中には
自分を変えるヒントが満載されています。
ぜひ、あなたの人生を変えるために、ご一読ください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
photo credit: oh hissez haut via photopin (license)
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