仕事が終わって飲み屋に行き、職場での待遇について愚痴をこぼしている人たちのことを考えてみよう。ネガティブな姿勢でいくら不平を言っても、状況は決して好転しない。それどころか、そういう姿勢でいるかぎり、自分が不幸であることを自分に対してインプットすることになり、さらに不幸になるだけだ。(ジェフ・ケラー)
ジェフ・ケラーの成長の法則からは、多くの勇気をもらえます。
以前の私も飲み屋で、愚痴を言うタイプの情けないビジネスマンでした。
現実から逃げるために、アルコールに依存し
仲間と慰め合うことに、多くの時間を費やしていたのです。
愚痴には行動が伴いませんから
いつまでたっても私はネガティブな状態から、脱することができませんでした。
自分の人生に責任を持てば、自分が状況を改善する力を持っていることに気づくはずだ。職場の問題で悩んでいるのなら、上司と相談すればいい。それができないなら、転職することを考えればいい。
ジェフは、自分の人生に責任を持つことが重要だと言います。
生活を改善するためには、自分の行動を変えなければなりません。
しかし、人は楽な道を選びがちです。
上司の説得や、転職は大変なので、行動を起こさないのです。
多くの人が自分の人生に責任を持たないのは、変化を起こすより責任転嫁や言い訳をするほうが楽だからだ。自分の能力を磨く努力をしたり転職をしたりするより、「景気が悪い」「上司が悪い」と愚痴をごぼしているほうが楽だ。
愚痴を選択するか、行動するかによって、未来は全く別物になります。
本当に人生を変えたいなら、過去の棚卸をするのがよいでしょう。
まずは、 自分のダメな点をリストに書き出し、理想の自分と比較するのです。
現実と理想のギャップを明らかにすることで、人は行動できるようになります。
私は9年前に自分の人生をやり直すために
断酒を決意して、生まれ変わることにしました。
私たちはみな習慣の生き物であり、それまでのやり方にあしがみつく傾向がある。したがって、自分の人生に責任を持つことは大きな勇気と努力が必要になる。しかし、人生を改善したいのなら、自分の現状をつくり上げたのは自分であり、自分が新しい思考と行動をする能力を持っているという自覚を持つ以外に方法はない。
過去のやりかたにしがみつくのは、今日でやめましょう。
勇気を持って、自分を変えることを決めるのです。
断酒はつらかったですが、私は悪い習慣を良い習慣に置き換えることで
ワクワクな未来を手に入れることができました。
今日の自分は、過去の自分の選択の結果です。
ネガティブな状態を引き起こしたのは
自分でしかなく、誰も責めることはできません。
もしも、自分を変えたいなら、ダメな選択をやめて
未来を良くする選択を心がけるのです。
理想の自分を実現するために、やりたいこととやらないことを決めると
正しい行動ができるようになります。
うまくいかなかったやりかたに固執することをやめて
自分の思考と行動を改善するのです。
行動がないところには幸福はないと信じて
愚痴を吐く人生に今日でさよならしましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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