アイデアを公開すると、周囲の人たちがそのアイデアに肩入れしてくれるか(くれないか)、わかりはじめます。そうした仲間たちの熱意の度合いで、それまで気づかなかったアイデアの価値や隠れた欠点などが目に入るようになります。周囲が深く肩入れすると、さまざまな意見が出てくるでしょう。こうして意見が交換され、またこの意見交換がフィードバックとして活用されることが理想的です。フィードバックの大切さについては言うまでもありません。(スコット・ベルスキ)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
スコット・ベルスキのアイデアの99%の中に、フィードバックの重要性が書かれていました。
アイデアの実現の可能性を確認したり、サポートを受けるためには
アイデアをオープンにし、フィードバックを受けることが大事なのです。
今時、アイデアを隠すのはナンセンスなのかもしれません。
他の誰かが真似することを怖がらずに、実現することを優先するのです。
アイデアは、確実に実現しなければ意味がないのです。
アイデアをオープンにする方がはるかに多くの果実を得られます。
アイデアを隠さずに公開すると、仲間からのフィードバックによって
さらにそれに磨きをかけることができます。
悪いアイデアを葬ったり、時期尚早のアイデアを延期することで成功の確率も高められます。
良いアイデアであっても、タイミングが早すぎると成功できません。
仲間から意見をもたうことは、手間もコストもかからない有効な手法なのです。
良いアイデアを実現させるためには、このフィードバックを仕組みかすればよいのです。
その際、チーム内で以下の3つの質問が効果的だとスコット・ベルスキは言います。
「すべきこと」「やめるべきこと」「続けるべきこと」を仲間に質問するのです。
この3つの質問によって、アイデアの実現スピードがアップします。
アイデアは絶えず生まれますが、行動に移さないと結果を残せません。
また、すべてのアイデアが成功するわけではありませんから
チーム内で何をすべきかを議論し、優先順位を決めないと
時間を浪費したり、スタッフが疲弊します。
この「すべきこと」「やめるべきこと」「続けるべきこと」のフィードバックは
アイデア実現の過程で知見を集めるのに役立つだけでなく
協力者やクライアントといったコミュニティによいサインを送ることにもなります。
フィードバックを取り入れ、向上し、積極的に学ぼうとしているサインをあなたが送ることで
リーダーとしてチームを統率している証にもなります。
アイデアの99% [ スコット・ベルスキ ] |
ザッポスのトニー・シェイはこれをツイッターで行い
従業員や生活者からアイデアへのフィードバックをもらうことで
経営の透明性を図りながら、信頼感を得て行ったのです。
トニーはアイデアを公開することで、自分と会社への強い責任感を感じたと言います。
アイデアを広く公開することは、所有者意識を分担し、実現可能性を検証し、それを高める 助けになります。プロジェクトとしてアイデアに取り組む見守るでしょう。プロジェクトの進行過程を逐一公開すれ受けることができ、未開拓の可能性が明らかになります。ると、仲間がプレを指摘してくれます。コミュニティは継建設的な批判を与えてくれます。
アイデアを公開することでコラボレーションや有益なフィードバックが生まれるだけでなく
周囲が自分の活動を見て、思いがけないつながりをつくれます。
ここから新たなアイデアが生まれたり、生産性を高められるようになります。
私もこのブログやソーシャルメディアで自分のアイデアを公開していますが
多くのフィードバックをもらえたり、新たな出会いをデザインしています。
その結果、ビジネスやプロジェクトがスピーディーに動くようになったのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: TEDxAmsterdam 2015 – Looking at the answer via photopin (license)
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