私たちが幸せになるための手段は、笑顔、助け合い、相互理解など、山ほどあります。お金にしがみついていると、幸せになるための他の手段が見えなくなります。お金への執着は「おっかねえ」のです。一つのことへの執着は、視野をせばめます。(名取芳彦)
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幸せになるための手段はお金だけではない
幸せになるためには、様々な方法があります。
笑顔、相互理解、助け合いなど人との関わりから
私たちは幸せな気分を味わえます。
ソニア・リュボミアスキーは幸せがずっと続く12の行動習慣の中で
人に親切にすると幸せになれると紹介しています
他者に親切にすることで、自分を利他的な存在だと認められるようになります。
また、人から感謝されることで、幸福度は増します。
孤独な生活をしていては、幸せは得られませんから
人はつながりを得ようとするのです。
何歳になってもコミュニティに参加することは大事です。
お金も幸せになるためには大事な道具ですが
これにしがみつくのは、とても危険です。
お金ばかりに執着していると、人との関係を悪化させてしまうからです。
お金との関係を上手に構築しないと幸せが遠ざかってしまいます。
気にしない練習 (知的生きかた文庫) [ 名取芳彦 ] |
お金以外のことも楽しむ余裕を持つ
経済優先の社会に過度に依存していると、いつの間にか手段のはずのお金が目的になってしまうことがあります。まわりにたくさん楽しいことがあるのに、それに気づきません。どんなことにもお金、経済、損得というフィルターをかける癖がついてしまうのです。
現代人はどうしても稼ぐことを意識してしまいます。
私もついついお金を意識してしまいますが
手段であるはずのお金を人生の目的にするのはよくありません。
損得勘定だけで、人間関係を考えると面白いことは起こりません。
そのために、50歳を過ぎてから、意識していることがあります。
できるだけ多様な人とお付き合いし
自分に足りないことを見つけるようにします。
異業種、若い世代や女性、外国人の方とお話をすると
新鮮な気持ちになれます。
自分の価値を再発見し、相手の課題をサポートできることに気づけます。
いつも同じコミュニティに所属していては
なかなか面白いことを引き寄せられません。
誰かに貢献するためには、会社や家庭以外の人たちと付き合うことが重要です。
新たなコミュニティに参加して、人に親切にすることで
私たちは幸せな気分を味わえます。
安斎輝夫さんが主催するサードプレイス・ラボという勉強会では
お互いの夢を叶えるために、様々な企画にトライしています。
自分の夢や仲間の夢を叶えるために
第三の場所(サード・プレイス)を持つとよいでしょう。
勉強会やボランティアに積極的に参加し
自分の価値を提供するとより幸せを実感できます。
まとめ
お金に執着しすぎると人間関係が悪化し
幸せを遠ざけることになります。
笑顔、助け合い、相互理解など人との良好な関係が
あなたに幸せを運んできます。
お金以外にも視点を広げて、孤独にならないようにしましょう。
色々なコミュニティに参加することで
私たちはより幸せになれます!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考書籍 ためない練習(名取芳彦著)
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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