アイデアの3Bの法則。Bus、Bed、Bathがひらめきを与えてくれる!

科学上の偉大な発見はすべてBの文字で始まる場所バス(自動車)、ベッド、バス(風呂)で起こっている。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)

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アイデアはどこで生まれるか?

アイデアは3つのBの場所で生まれることが多いのです。
Bus、Bed、Bathなどリラックスする場所で、私たちは突然ひらめきます。
この3Bを活用することがアイデアをつくるためには欠かせません。
幸福論で有名なバートランド・ラッセル
集中した後で、潜在意識を活用すると解決策が見つかる述べています。

一番良い方法は可能な限り猛烈な集中力をもって数時間もしくは数日間考え続け、その後は仕事を潜在意識に任せるようにすることである。数ヶ月後にそのテーマを意識にのぼらせたときには、すでに仕事は終わっている。このテクニックを発見するまでは、何の進展もないためずいぶん長い時間思い悩んだものだった。だが、悩んだからといってそれだけ早く解決に到達できるわけではなかった。要するに悩んでいる間は、何ら解決を見ないまま時が過ぎているだけなのである。(バートランド・ラッセル)

悩むだけではなく、孵化するための時間を作りましょう。
入浴するなど脳をリッラクスする時間を持たないと、解決策は見つかりません。
アイデアが浮かれてこなかったら、頭を切り替え、放っておくのです。
このインキュベーション期間を置くことで、答えが見つかります。

アイデアはユーリカ(eureka)

アルキメデスは王様から難問を与えられますが
答えが見つからず、何日も悩み続けました。
必死で考えていた時には、解決策が見つかりませんでしたが
風呂に入った時に、お湯の水位の変化から、ひらめきを得ます。
その時アルキメデスはうれしさのあまり
「Eureka!(ユーリカ)わかった」と叫びながら
裸のままで街中を走り回ったと言います。

マイケル・マハルコアイデア・バイブルの中で
このユーリカについて語っています。
アイデアを生みだすための5つのステップを紹介しています。

1.明確化する取り組む価値のある課題とは何であるかを明確にし、問題解決の結果について考える。課題が解決された世界を思い描くことで、建設的で創造的な答えに向かって潜在意識は引き寄せられていく。
2.準備をする課題に役立つ情報や文献を集めておくこと。他人に読んで聞かせたり質問するなど、できるだけ多くの調査を行う。徹底的に準備ができたと自分で納得がいくまで、できるだけ集中力をもって意識的に課題に取り組むこと。
3.指示する自らの脳に問題の解決策を見つけるようにと指示を出す。「よろしい、この問題の解決策を見つけなさい。私は 2、3日したら答えを聞きに戻って来る」あるいは「解決できたらすぐに教えてくれ」などと言って、問題を考えることを中断する。
4.醇化させる問題を放っておく。考えてはいけない。しばらくの間、忘れてしまうこと。期間は短いことも長いこともある。散歩、シャワーを浴びる、映画を見る、あるいは一晩寝る。アイデアが醇化するのは間違いない。いつか必ずや ってくる。
5.ユリーカ!(わかった!)この瞬間がやってくるまでに5分かかるかもしれない。5時間かかるかもしれない。5日、5週間、どれくらいかかろうとも、発見は必ずやってくる。(マイケル・マハルコ)

課題解決のためには情報収集が欠かせません。
徹底的に文献を読み、課題を自分ごと化しましょう。
そして、脳に解決策を見つけられるように指示出しします。
自分の潜在意識を信じて、他のことに時間を使うのです。
アイデアを孵化させるための時間をつくれば、やがてアイデアが突然舞い降ります。
参考 ジェームズ・W・ヤングのアイデアのつくり方

潜在意識に課題を解決させよう!

インキュベーションは解決すべき課題を大局観から捉えることを可能にする。潜在意識に課題を考えさせよう。問題を一度放置し、再び戻って来たときには別の視点が出てくる可能性が大いにある。 インキュベーションは個人的な目標を把握するのにも役立つ。

大切な目標を達成したり、夢を叶えたければ
潜在意識の力を活用しましょう。
自分にとって大事な目標をビジョンボードに書き留めておくのです。
デッドラインを決め、目標が達成した時の自分をイメージするのです。
その際、未来の感情をできるだけ具体的に書き出すことがポイントです。
できるだけ詳しく、すでに達成されているように書くと
脳がそれを現実と錯覚し、実現できるようになります。

でき上がったら、紙の下側に「今、現実のものとなった。これから先は、もっともっとよくなるだろう」と追記する。この後は静かに座り直して目標が達成された姿を想像し、書いた紙は片づけて忘れてしまおう。数ヶ月あるいは数年後に書き付けた紙を読んでみると、目標が何らかの形で実現していることに気づいて驚くかもしれない。

未来をポジティブにとらえ、自分の潜在意識を信じることで
目標をいつの間にか達成できるようになります。

まとめ

課題解決のためのアイデアを生み出したければ、3Bの法則を活用しましょう。
Bus、Bed、Bathなどのリッラクスタイムが
あなたにアイデアを運んできてくれます。
課題解決がうまくいかなくなったら、一度放っておきましょう。
このインキュベーション期間を設けることで
脳があなたのために解決策を探してくれるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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