当たり前ですが、人はひとりで生きているわけではありません。
誰かに支えられながら、皆のおかげで生きている。 当たり前のことだからこそ、忘れがち。忘れがちだからこそ、 その心を言葉伝えたいものです。「おはようございます」 というのは、「今日もお早いですね。お互いに一日無事で、 頑張っていきましょうね」という気持ちが込められたあいさつです 。(枡野俊明)
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挨拶を日々の習慣にしよう!
私たち現代人は挨拶をおろそかにしがちです。しかし、挨拶は人間関係の基本ですから、挨拶をバカにせず、自分の習慣にすべきです。しっかりと人に挨拶するとよいことが起こるようになります。挨拶を心がけるだけで、お互いを元気にできます。当たり前のことを忘れずに、毎朝「おはようございます!」と家族や仲間に気持ちを込めて挨拶すると、相手との関係をよりよくできます。「おはよう」という挨拶で、相手の無事を祈り、励ますことで良い一日をスタートできます。元気に相手と言葉をかわして、元気を分かち合いましょう。
挨拶といっても、黙礼だけの挨拶では意味がない。ちゃんと顔を上げて、声を出すことが肝心なのだ。(小出義雄)
また、他者だけでなく。自分に向かって、挨拶するとエネルギーをチャージできます。朝起きたら、顔を洗う前に鏡の中の自分に向かって、笑顔で「おはよう」と声をかけてみましょう。これを習慣にするだけで自分を幸せにできます。私は数年前から自分に向かって、笑顔で挨拶していますが、朝一のこの儀式によって、嫌な気分を追い払えるようになりました。いろいろな人や自分に心を開くことで、私たちは幸せになれるのです。
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食事の際には「いただきます」と言う
「いただきます」というのは、食べる物に対する感謝の気持ち。
そして、その食べ物を育ててくれた人に対する感謝です。 魚にせよ野菜にせよ、それは命あるものです。 私たちはそれらの命をいただくことで生きていくことができる。 なんともありがたいこと。「いただきます」という言葉には、 そんな思いがつまっています。暮らしに溶け込んだ言葉には、 私たちの温かい心もまた、溶け込んでいるのです。(枡野俊明)
食事の際に、いただきますと言うと食べ物をつくった人への感謝の気持ちが伝わります。食べるたびに感謝を伝えるだけで幸せな気持ちを味わえます。自分が生きていられるのも食材のおかげで、私たちは肉や魚、野菜のおかげで、日々を元気に過ごせているのです。生産者や料理をしてくれた人への感謝を忘れずに、一食一食の食事を味わい、幸せを噛みしめましょう。
「いただきます」は、食事の挨拶として大切な言葉。肉も魚も穀物も、すべて他の命の犠牲の上で自分が生きていることを感謝しながら、言いましょう。これが言えるからこそ、人間です。(美輪明宏)
「いただきます」「ごちそうさま」と言えるのも、私たちが生きているからこそです。「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとうございます」を元気に相手に伝えられるのは、とても幸せなことなのです。人生を楽しむために、元気な挨拶を心がけましょう!
まとめ
人に好感を持たれたければ、自分から挨拶をするとよいでしょう。声を出して、「おはようございます!」とあい猿するだけで相手との関係をよくできます。挨拶ほど簡単でたやすいコミュニケーション方法はないのです。食事の際にはいただきますと言うなど、暮らしの中の挨拶を大切にするだけで、私たちは幸せな気分を味わえるようになるのです。
参考書籍 枡野俊明氏の禅、シンプル生活のすすめ
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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