運を上げたければ、よいチームを選び、そこに貢献すること。ロバート・H・フランクに学ぶ、運気の高め方。

よく運が良い悪いと言いますが、運のいい人というのは、考え方が前向きです。運の悪い人というのは、自分を棚に上げて人の批判ばかりしています。そういう人は、知らず知らずに運を悪くしています。(稲盛和夫)


photo credit: Theo Crazzolara Someone is playing with my heart via photopin (license)

他者から高く評価されるためにも、成功における運の役割を認識するのが得策だということだ。これが幸せにつながることを示す証拠もある。そして、他者に高く評価され、魅力的な仲間になるだろうとみなされれば、おそらく物的な面で豊かになる可能性も高まるだろう。(ロバート・H・フランク)

運をよくする法則とは?

稲盛和夫氏は運をよくするためには、考え方を前向きにすべきだと言います。他者のためになることをし、自分の評判をよくするような行動を心がけることで運気を上げられます。ロバート・H・フランク成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学の中で、同じ趣旨の発言をしています。豊かになりたければ人のために役立つ人になること、魅力的になることを目指すべきなのです。

才能や一生懸命に働こうとする意志はチームの一員としてプラスの資質であり、すぐれたメンバーには必ず備わっている。だが、それだけでは足りない。チームの成功には、仲間への信頼――たとえ人に見られていなくても、個人よりチームの利益を優先するだろうという信用――が必要である。

一生懸命に働こうとするメンバーと活動し、自らも彼らに貢献することで成功を手に入れられます。悪いチームに所属していたら、なかなか良いことを引き寄せられません。自分が乗るバスをしっかりと選び、メンバーと共に全力を尽くしましょう。
信頼できる人たちとチームを作り、チームの利益を優先するうちに運気が高まっていくのです。

良い流れを見つけよう!

自分の運気を上げるためには、良い流れを見つけて、それに乗ることです。エネルギーに溢れた人たちと付き合うことで自分の思考と行動を変えられます。チームの目標を明確にし、そのためのアプローチをみんなで考えるのです。自分が貢献できることを決め、最後まであきらめずにやり抜くことで、よい結果が得られるようになります。

私たちはそもそも運のよい存在なのです。自分がこの世に存在することは奇跡だと思って、日々を大切にしましょう。自分は運がよいと前向き思考で物事に当たれば、たいがいのことは解決できます。失敗してもよいチームに所属していれば、誰かが解決策を教えてくれます。仲間と励まし合い、次のアイデアを模索するうちに必ず答えが見つかります。

運のいい人と悪い人の特徴を中谷彰宏氏はわかりやすく表現しています。

運のいい人は、運とめぐり会えるところ、好奇心のあるところへどんどん動いていくので忙しいです。運の悪い人は、運にめぐり会えないところに行って忙しいのです。運のいい人・運の悪い人、どちらも忙しいのです。(中谷彰宏)

 

好奇心のあるポジティブ思考の人とチームを組むことで私たちは成功する確率を上げられます。チームビルディングの際には、運を意識し、組むメンバーや自分の乗るバスを意識しましょう。チームを作ったら、ゴールを明確にし、チームに全力で貢献するのです。

まとめ

運をよくしたければ、好奇心や活力のある人とチームを組みましょう。互いの力を引き出し、貢献し合うことで目標達成のスピードが加速します。大きな壁に遭遇しても、よいチームに所属していれば、必ずそれを乗り越えられます。運のいい人たちを見つけ、貢献を忘れないことが運気をアップする秘訣なのです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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