共感は何かを考えてみる。小さな幸せを提供できる会社が強いかも!

ソーシャルメディア時代は共感の時代だとよく言われます。
共感されるコンテキスト、コンテンツがないとシェアされないから
存在しないのと同じだと言われます。
本当にコンテンツやコンテキストが良ければ、共感されるのでしょうか?
実際には、人は企業文化や経営姿勢に居心地のよさを感じて
その企業を応援したくなるのではないでしょうか。

誕生日にお店でサプライズギフトを受けたり
好みのグッズを店員さんが覚えてくれたり
サポートの方が親身に電話対応してもらったりすることで
人は小さな幸せを感じ、企業のファンになっていきます。

この小さな幸せを与え続けられる企業が
これからの強い会社なのではないでしょうか?
社員全員が小さな幸せのサービス提供者で
良質なマーケッターになれる会社こそが素晴らしいと思っています。

どうなれば相手が小さな幸せを感じてくれるのか?
自分や周りの友人の幸福感をチェックしてみるのも良いかもしれません。
他者の幸わせ感の観察が共感マーケティングの入り口かもしれません。

アメリカのZappos!などはそれが最も上手くできている会社ですよね。
働いている社員が幸せを知っているから、小さな幸せを提供できるのですね。
靴の販売だけであればここまでZappos!は大きくならなかったと思います。
「DELIVERING happiness」=「社員・顧客に幸せを届ける」というビジョンを
社員全員で具現化しているから顧客がファンになっていきます。

小さな幸せの提供をいち早く企業文化に取り入れたZappos!
やはりただものではありません。
Zappos! はビジョンだけではなく
そういった社員が集まってくる職場や発信の仕組みをしっかり作っていますね。
正に、従業員と顧客に幸せを提供できる会社が強くなる時代が来ています!
ベンチマークとしてこのZappos!は、引き続きチェックしていきたいですね。

Photo Credit http://www.flickr.com/photos/mksystem/6321979595/
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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