瞑想を採用する企業が成長する理由 マインドフル・ワーク(デイヴィッド・ゲレス著)の書評

私たちは集中力を鍛えることにフォーカスしています。何かが浮かんできても、すぐにやり過ごせるように。(ローラ・フリード)

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マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える

デイヴィッド・ゲレス著)には、瞑想を取り入れて成功した企業の事例が紹介されています。
瞑想によって、私たちは成長できるのです。(以下主な効果を書いておきます。)
■免疫力を高められる。
■集中力を向上できる。
■ストレスに強くなれる。
■人に対して思いやりの心で接することができる。
■記憶力を高められる。

自分たちの個々の能力だけでなく、瞑想で組織も強くできます。
Google、Apple、Facebook、イーベイなどの
IT企業が瞑想を取り入れ、社員の力を引き出しています。
先進的な企業だけでなく、アメリカの一般企業でも、成功例が増えています!
本書に紹介されているGreen Mountain Coffeeのケーススタディを読むと
メーカーやサービスなどの日本企業も採用すると効果が現れそうです。
冒頭の同社のローラ・フリードの言葉から
瞑想が集中力を高め、生産性をアップさせることがわかります。

実際、グリーンマウンテンコーヒーでは、瞑想が多くの社員によい影響を与えています。
それぞれの社員の力を引き出すことで、会社は成長を続けているのです。

経営幹部はより良いコミュニケーション能力を身につけ、中堅社員は集中力を高めることができた。そして何より数千人の作業員たちのストレスが軽減された。マインドフルネス・プログラムを企業収益と直接結びつけるのは少々行き過ぎかもしれないが、グリーンマウンテンは業績も好調だ。瞑想が株価を押し上げるわけではないものの、マインドフルネスを導入してから5年間で、グリ ーンマウンテンの株式時価総額は、一時期15倍になった。(デイヴィッド・ゲレス

瞑想を取り入れることで、社員がそれぞれの立場で力を発揮してます。
リーダーは思いやりの心を持って、部下に接したり
中堅社員はタスクに集中することで、ビジネスのスピードをアップしています。
そして、何より多くの社員がストレスを軽減できたというのがすごいですね。
本書を読んで、日本でもこの動きを取り入れるべきだと思った次第です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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