津森修二氏のエイベックスで学んだ思いつきをお金に変える技術の書評

別に根拠なんてなくていいのです。勝手な思い込みだろうとなんだろうと、とにかく「喜んでいる人の姿」を思い描けるかどうかが重要なんです。あなたの思いついたアイデアでどこかの誰かが喜んでくれているイメージを持てたら、もうすでに9割は成功しています。(津森修二)

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人は日々「思いつき」を得ているはずですが
それを「思いつき」のままで終わらせてしまいがちです。
「思いつき」をアイデアに変えられない人がいる一方で
「思いつき」をビジネスにし、大ヒットを生み出す人もいます。
津森修二氏はエイベックスで学んだ思いつきをお金に変える技術の中で
アイデアを形にすることで、喜んでいる人のイメージが作れれば
そのビジネスは成功したも同然だと書いています。
喜んでいる人の姿をできるだけ具体的にイメージし
その人たちのために企画を立てたり、マーケティング戦略を考えていけばよいのです。

そもそも、自分の思いつきが形になって、それでたくさんの人たちが喜んでくれるなんて、想像しただけでワクワクしてきませんか。この、あなた自身がワクワクを感じられるかどうかが大切です。私はこれまでにいろいろな業界のアイデアマンと呼ばれる人とたくさんお会いしてきましたが、みなさん、本当にこのワクワク感を大切にしておられました。彼らは、「喜ぶ人の姿が思い描け、自分もワクワクできる思いつき」が「お金を稼いでくれる思いつき」だということを知っているのです。

確かに、私の周りのアイデアマンは、いつもワクワクしています。
好奇心旺盛でいろいろな人やものを観察し、ワクワクになるためのヒントを絶えず探しています。
脳がワクワクできると、人をどう楽しませればよいかを考えられます。
いつも一緒にいる人や観察している人たちの姿を思い起こせば、ヒントが見つかるのです。

私は自分の夢実現のために「夢リスト」を書いていますが
夢が実現した時に、誰が喜ぶかを考えながらそれを映像でイメージします。
人の笑顔を想像することで、脳がワクワクし、行動のモチベーションが生まれてくるのです。
ここから面白いストーリーが考えられるようになり、実現に向けての行動がスタートします。
私は今までに何度もこの方法で夢を実現させてきたので、津森氏の言葉にはとても共感しました。

そういう意味でいえば、喜んでいる人の姿つきで浮かんだものなら、どんな思いつきでも利益につなげることはできる。つまり、思いつきはいつも正しいのです。

また、津森氏はノウハウはすべて教えるというスタンスで
周りの人にどんどんんアドバイスをしています。
これにより、新しい情報が彼の元にどんどん集まってくるのです。
アウトプットすれば情報が集まるというルールを実践しています。
実際にアイデアを行動に移す人は10人のうちに一人しかいないから
ノウハウを話しても問題ないという津森氏の言葉に笑いました。
行動を最大化した人にしか、やはりヒットは作れないのですね!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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photo credit: week 18 New Years Resolution via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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