赤羽雄二氏に学ぶ、即断即決、即実行する方法。

悩む時間は無駄。即断即決がすべてを解決する。(赤羽雄二)

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PDFA習慣術
の徳本昌大です。
多くの人が決断を先送りしてしまっているのではないでしょうか?
しかし、これではチャンスをみすみす逃すようなものです。

ゼロ秒思考で有名な赤羽雄二氏の新刊
すごい成果をあげているリーダーが実行している40の習慣の中に
先延ばしを解決するためのヒントが書かれていました。
今日はできるリーダーの即断即決・即実行のテクニックを学んでいこうと思います。

赤羽氏はゆっくり考えても、瞬時に出した結論でも、そんなに大差はないといいます。
先延ばしするというのは、実は結論を出すのに逃げている場合が多いのです。
赤羽氏によると、即断即決のメリットは6つあります。
1、先手を打てる
2、PDCAを多く回せるので成功の可能性が高い
3、生産性が上がり、仕事が早くなる
4、リーダーへの信頼度が上がる
5、部下も素早く動くようになる
6、組織全体が活気づく

すぐに決断しない人は、即断即決がリスクだらけだと思い込んでいます。
まずは、この考え方を改めなければなりません。
後で後悔するのが嫌なので、人は決断に慎重になりすぎるのです。
この心理的ブロックの正体を明らかにすれば、解決策が浮かびます。
赤羽氏は、以下の4つの心のハードルをなくせばよいと書いています。
◎情報を集めきらないという不安
◎選択肢を出しきらないと不安
◎即断即決の仕方が分からない
◎即断即決に慣れていない

情報を集めきらないという不安
あらゆる情報を集めたうえで決断しないと不安だという人がいます。
以前の私もそうでした。
しかし情報はいくら集めてもきりがありません。
また、情報そのものには何の価値もありませんから
集めただけでは意味がありません。
情報をどう料理して、決断するかが鍵なのです。
仕事の目的を明確にして、材料を集めたら、すぐに判断する癖をつけましょう。
私が意識しているのは、決断のデッドラインを設けることです。
これで情報収集の締め切りも見えてきます!

◎選択肢を出しきらないと不安
決断した後に、「もっといい選択肢があったかもしれない」と思うのは時間の無駄です。
どんどん決断して、行動に移しましょう。
著者の赤羽氏は3つの選択肢からーつを選べれば十分だと書いています。
時間をかけずに決断し、行動すれば、3つの選択肢がすべて実行でき、より成功に近づけます。

◎即断即決の仕方が分からない
即断即決のステップは、
①選択肢を整理し、②評価し、③決める、の3つです。
このサイクルを頭に入れれば、決断がスピーディーになります。

◎即断即決に慣れていない
即断即決しないとどんな不利益が、自分に発生するかを考えましょう。
商機を逃す、ライバルに先を越される、リーダーとしての信頼性が疑われる
熟考しているうちに締め切り間近になるなどが頭に浮かびます。
こんな目に会いたくなければ、即断即決しかありません。
行動あるのみです!

即断即決を繰り返すうちに、肝がすわって、恐怖感がなくなります。
即断即決を気持ちの良いものだと脳に理解させれば、習慣化できます。
私は行動に勝る武器はないと考えていますから
すぐに決めることを意識しています。

あれこれ考えて悩むよりも、先に決断して実行してしまったほうがいいに決まっています。
たとえ、決断を間違えても、早いタイミングでチャレンジすれば
やり直しがききますし、そこから新しいアイデアが生まれるはずです。
決断、行動、再考のサイクルを自分ごと化することが大事だと思います。
赤羽氏の主張はポイントがまとまっているので、とてもわかりやすいです。
何回に分けて、本書の書評を書こうと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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