スマホユーザー分析 AndroidとiPhoneではソーシャルメディアの使い方が違う。

新聞やソーシャルメディアでスマホが
話題にならない日はないですね。
本日の日経新聞電子版によると
ドコモの量販店でのスマホの構成比が50%を超えるなど
Androidが日本でも定番になってきました。
そんな中、
Android、iPhoneに関する面白い比較調査
株式会社ノボット
見つけましたので、ご紹介します。
一番面白かったのは
AndroidとiPhoneで
ソーシャルメディアの使い方が異なることです。
順を追って調査についてコメントしていきます。

まずは年齢、性別に関してですが
男女比はだいたい7対3で男性が多くなっています。

スマホでの購入体験ではiPhoneユーザーの積極性が伺えます。
まーiPhoneの方が歴史が古いのと
マーケットの充実、使いやすさを考えれば当たり前です。
ただし、Androidユーザーでの購入経験がないという
56%の数字は、マーケティング的には課題ですね。

スマホで購入したものについての回答は面白いですね。
iPhone/Androidユーザー共に「書籍・CD・DVD」が最も多いです。
「家電・TV・PC」「ファッション」「食品・飲料・酒類」の数字を
見ているとスマホのECとしての可能性を感じます。
また、iPhoneユーザーは、Androidユーザーと比較して
「旅行・チケット」と「食品・飲料・酒類」が多くなっています。
iPhoneユーザーの方がアクティブなのかもしれません。
(初期のiPhoneユーザーが多く含まれていれば、
積極的な人が多いというのもうなずけます。)

ソーシャルおじさん的に一番
面白かったのはソーシャルメディアでの比較です。

iPhoneユーザーはFacebook
Androidユーザーはモバゲー、グリーというゲーム系の
数字がそれぞれ30%程度になっていることです。
iPhoneではtwitterが5割を超えているのも
納得できる数字です。
スマホのマーケティグプランを今後作成する際
参考にしていいデータかも知れません。

最近気になっているLinkedinですが
日本ではまだまだなのだということも
この調査で分かりました。

最後に調査概要です。
今回の調査では、2011年6月10日~6月18日の間、
「AdMaker」を導入しているiPhone/Androidアプリケーション利用者向けに、
ユーザーアンケート調査を実施しました。
iPhone及びAndroidをあわせて869名から回答が得られました。

調査期間   :2011年6月10日~6月18日
調査方法   :iPhone/Androidアプリ内にバナーを表示し、アンケートページへ誘導
調査地域   :全国
調査対象者  :iPhone/Androidを保有しアプリを利用しているユーザー
有効回答数  :iPhoneユーザーアンケート調査  446名
Androidユーザーアンケート調査 423名


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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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