拒絶されることは、成功を追求するうえで必要な一つのステップにすぎない。
(ボー・ベネット )
人は拒絶されたり、拒絶されることを想像することで行動を起こせなくなります。
あるいは、早々とアクションを諦めてしまうのです。
しかし、この拒絶を想像することは、あまり意味がないことなのです。
ジャック・キャンフィールドとケント・ヒーリーの
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言には
電話で拒絶されても、諦めなければ結果が出せると書かれています。
ノートルダム大学のマーケティングのスペシャリストであるハーバート・トゥルー博士が、セールスパーソンの実態に関する詳細な研究をもとに、次のような統計を発表しています。・44パーセントが1回目の電話かけであきらめる。・24パーセントが2回目の電話かけであきらめる。・14パーセントが3回目の電話かけであきらめる。・12パーセントが4回目の電話かけであきらめる。以上の数字をすべて足せば、すべてのセールスパーソンの94パーセントが4回目の電話かけまでであきらめていることになります。
多くのセールスパーソンが結果が出る前に電話かけを諦めています。
しかし、驚くことにハードルを乗越えることで成果が得られるのです。
ハーバート・トゥルー博士の調査レポートによると
継続がポイントだということがよくわかります。
ここに興味深い事実があります。すべての販売の60パーセントは、5回目以降の電話かけで成立しているのです。ということは、すべてのセールスパーソンの94パーセントが販売のチャンスの60パーセントを逸していることになります。
テレアポはとてもつらい仕事なのですが
この数字を知っていれば、諦めない気持ちを養うことが重要だとわかります。
私もこの数字を知ってとてもビックリし、諦めないことを決めました。
ジャックとケントの著者二人は、粘り強さを他のことにも使うべきだと言います。
以前も書きましたが、頼むこと、助けを求めることを遠慮してはいけないのです。
パーシー・ロスの以下の言葉を私たちは忘れてはならないのです。
あなたは頼まなければならない。 私の意見では、頼むことがこの世で最も効果的で、 最も見落とされがちな成功の秘訣である。 (パーシー・ロス)
人はみな各分野のセールスパーソンなのです。
自分のアイデアや目標があっても、人に知られないと意味がありません。
自分の意志を相手に伝え、応援してもらうことを心がければ
やがてはよい引き寄せが始まります。
商品を売るために電話かけをすることも、目標を達成するために人に助けを求めることも、本質的には同じです。リスクをとって、進んで代償を払うかどうかが問われているからです。よく考えてみると、人はみな各分野のセールスパーソンです。なぜなら、自分のアイデアや夢、目標、能力を売って生計を立てているからです。世界的な成功者ですらそうです。要は、粘り強く助けを求めるかどうかです。成功する人はみなそうやって成功を手にします。それが最高の人生を手に入れる秘訣です。
「成功する人は粘り強く助けを求める」という言葉が今の私にはとても響きました。
また、人から助けてもらうことは、もしかすると相手のビジネスにもプラスになります。
よい情報をお互いで共有し、応援し合うことで、面白いことが起こせるのです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
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