Nomaというデンマークのレストランからチームワークの重要性を学ぶ。デンマーク人が世界で一番幸せな10の理由(マレーヌ・ライダル著)の書評

外食

初めてリーダーになった人へ。リーダーになる前、成功とは、自分自身を成長させることだった。あなたが達成したこと。あなたの業績。リーダーになると、成功とは「他人を成長させること」になる。あなたの下で働く人たちをそれまで以上に賢く、大きく、大胆にさせることだ。個人としてあなたのすべきことは、チームを育てサポートし、彼らの自信をつけさせること。それ以外は何もない。リーダーの成功はあなたが毎日何をするかではなく、あなたのチームが輝かしい業績を上げるかどうかで決まってくる。(ジャック・ウェルチ)

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良いチームとは、何かと考えるときに
このジャック・ウェルチの言葉を読み返します。
良いリーダーは、チームを育てるために
メンバーに自信をつけさせることが最大のミッションになります。
チームの目標に向かって、メンバー全員が
自らの力を発揮できる場を提供するのが、リーダーの務めかもしれません。

先日ご紹介したデンマーク人が世界で一番幸せな10の理由(マレーヌ・ライダル著)の中に
素晴らしいチームの話が、紹介されていました。
NomaというレストランのオーナーRene Redzepiと彼のチームの心温まるストーリーです。

2010年、コペンハーゲンの「ノーマ」というレストランが「世界最高のレストラン」に選ばれた。イギリスの権威あるグルメ誌が毎年発表する「世界のベストレストラン50」で、第一位の栄冠を手に入れたのだ。レストラン界のアカデミー賞と称されるこの賞のセレモニーは、ロンドンで開催される。シェフのレネ・レゼピはそこヘスタッフ全員を連れていこうとした。ガンビア出身の皿洗い、アリ・ソンゴもその1人。ところが彼がイギリスに入国するにはビザが必要だった。気づいたのは直前で、セレモニーにはもう間に合わない……。やむをえず、彼を置いて、他のスタッフだけでイギリス入りすることになった。ところが、ロンドンのセレモニー会場で、ノーマのスタッフはみんな同じTシャツを着て現われた。Tシャツにはアリ・ソンゴの写真が大きくプリントされていた……。

こういった感動的な話を読むと
人はそれを体験しに行ったり、あるいは、人に伝えたくなります。
私も必ずこの話をブログに書こうと思い、ストーリーをメモに残していました。
リーダーとチームの力があれば、多くのファンを世界中に作り出せるのです。

著者のマレーヌ・ライダルが、指摘しているように
優れたリーダーは謙虚で腰が低いことが多いです。
彼らは、絶えずメンバーの力を認め、それを最大化することに力を注いでいます。
冒頭のジャック・ウェルチの条件に、まさにReneは合致しているのです。

レネ・レゼピは、輝かしい名声を得ているシェフだが、とても謙虚で腰が低い。自分の店にこれほどの名誉がもたらされたのは、ひとえにスタッフ一人ひとりの努力のおかげだと思っている。ノーマでは、それぞれの料理を担当した料理人が、自分でお客さんに料理を供するシステムになっている。これもレゼピのこだわりだ。スタッフ全員がメニューに載っている料理をすべて試食し、味を熟知している。大衆食堂のようなアットホームな雰囲気でありながら、高級レストランにふさわしい行き届いたサービス。最高級の食材を使用し、極めて洗練された家庭料理を提供する。

このレストランが面白いところは、担当の料理人が自らサーブをすることで
お客さんとスタッフの一体感を作り出していることです。
良いレストランには笑顔がありますが、Nomaもきっと居心地の良い場所なのでしょう。
NomaのFacebookの写真からも、スッタフのサービスへの姿勢が伝わります。

そして、このNomaは、実力を発揮しながら、チームの新たな伝説を作っていきます。
美味しい料理を提供しながら
しっかりとあのアリ・ソンゴを表舞台に立たせられるように
メンバー全員で努力を重ねていたのです。

2012年、ノーマは「世界最高のレストラン」を三年連続で受賞。この年、スタッフは全員でロンドンのセレモニーに出席し、アリ・ソンゴが代表として受賞スピーチを行なった。

こういった心温まるストーリーを読むだけで、私たちは幸せになれます!
最高級の食材を使用し、極めて洗練されたNomaのこの家庭料理を
コペンハーゲンに食べに行きたくなりました!
こういった優れたチームの話を読むことで、元気をチャージできます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
   

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