テンマルに気を使い、リズムを良くして、文章をグルーヴさせよう!プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術の書評

文章を書くとき、私が常に意識しているのが「リズム」です。リズム感のある文章を書きたいという気持ちが強いからで、本音をいえばリズム感のない文章には魅力を感じません。(印南敦史)

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私の文章に足りていないのは、このリズム感かもしれません。
このブログを書き始めてから、早4年。
絶えず、うまくなりたいと思い、今まで多くの文章を読みながら
書き続けてきましたが、なかなか 悩みはつきません。
そのため、定期的に文章がうまくなる本を読んでいますが
久しぶりに良書に出会えました。
lifehackerの書評を担当する印南敦史氏の
プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術がそれです。
私は、本書から文章を読みやすくするための3つのポイントを学べました。

1つ目は、句読点の使い方です。
恥ずかしながら、句読点の重要性を私は、この本を読むまで理解できていなかったのです。
印南氏も影響を受けたという岡崎洋三著の文章が引用されていましたが
これを読むことで、テンマルの使い方に私は目覚めしました。

読点の機能とは言葉と言葉を「分かつ」ことにある。そして原稿用紙ヒトマス分の時間と空間をおくことによって、そこにおよそ五種類の効果があり得ると思う。それはつぎのようなものである。 1、時間の経過を盛り込む。2、言葉のかかり受けを明確にするす。 (すぐ後の言葉に直接かかるのではないことを示す。)3、テンの前後の言葉の強調。4、伝達事項の分かち書き。5、リズムを生み出す。(日本語とテンの打ち方 岡崎洋三

特に、テンの打ち方を知ることで、私は自分の文章の世界を広げられると確信しました。
時間の経過強調リズム感などが、テンによって表現でき
たったこれだけのことで読者に自分の気持ちを伝えられるようになるのです。

次に大事なのが、長すぎる文章をコンパクトにまとめることです。
長すぎる文章は、読者にとっては意味がつかみにくく
無用の長物でしかないことが、指摘されています。

テンが用いられず、あるいは用いられすぎた文章は、ダラダラと長くなってしまうことがあります。そして長くなればなるほど締まりがなくなり、また意味もつかみにくくなります。だからそんなときは内容を整理して、文章をいくつかに分けてしまえばいいのです。

確かに、テンを使いすぎると、文章は締まりがなくなり、わかりづらくなります。
それを避けるためには、時には文章を短く削ぎ落とすこと必要なのです。

既存の文章を分けるという行為には「ぶった切って壊す」ようなイメージがあるだけに、そうすることを躊躇するかもしれません。しかし実際にやってみればわかりますが、ひとつの文章をふたつに、あるいは3つに分けてみると、伝えたいことがより明確に伝わるようになり、スッキリします。というわけで、文章に締まりがないと感じたときには、思い切って分けることをおすすめします。

しつこい文章は人には伝わらないということを
絶えず思い出しながら推敲すれば、文章は短くできるはずです。
勇気を持って、文章をぶった切って壊してみましょう。

3つ目のポイントがリズム感です。

なぜそこまでリズムに執着するかといえば、リズム感のある文章は、すらすらと読みやすいから。そしてもっと極端で勝手な解釈をさせていただくなら、適切なことばを選ぶことによって、テンとマルをうまく使いこなすことによって、少しばかり韻を意識することによって、文章は「音楽的」になるということ。違う表現を用いるなら、音楽でいつ”グルーヴ感”が生まれるということ。異論もあるとは思いますが、私はそう考えています。

冒頭に書いたように、私に一番足りていないには、このリズム感かもしれません。
心地よい文章には、読んでいて楽しくなるリズム感があります。

リズムを意識する感覚が身につくと、とても心地よいものになります。 しかしグルーヴにはそれを「つくり出す」側の視点もあるべきで、そこにこそ、このことばの持つ奥深さが隠れている気がするのです。もっといえば、グルーヴとは「乗り」というよりもむしろ「うねり」。「乗り」には「縦ノリ」と「横ノリ」がありますが、前者はピョンピョン飛び跳ねるようなロックのノリ。対する後者は黒人音楽に特有のずっしりとしたノリであり、そこで重要な意味を持っているのが「うねり」なのです。

印南さんは、それを私の大好きなブラックミュージックに喩えています。
黒人のようなグルーヴ=「横ノリ」を意識すれば
読者はうねりを感じながら、一気にこのブログを読んでくれるはずです。
自分の言葉を紡いで、徳本らしい世界観を作ることを目的に
素晴らしい文章を生み出す努力を続けたいと思いました。
本書のおかげで、私の中に新たなブログの目標が生まれました。

長くなったのでまとめますが、人に読んでもらえる文章を書くためには
■テンとマル。
■文章をシンプルに削ぎ落とす。
■リズム感を意識する。

この3つのポイントを外さないようにするおとです。 
プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術を読めば
あなたの文章力は、必ず上達すると思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: 016 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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