グルテンフリーは体によいのか??ノバク・ジョコビッチの言葉と食事改善を信じれば、人生を変えられる!

要は、もしあなたが運動だけで今ある問題を解決しようとしているのであれば、考え直したほうがいいということだ。私は一日5時間、毎日休みもなく猛練習をしていたのに、それでも万全の体調ではなかった。私に4キロ余計な体重がついていたのは、運動不足だったからとでも言うのか?そんなはずがない。私の体が重くて、動きが鈍くて疲れやすかったのは、ふつうの人とほとんど同じような食生活をしていたからだ。私はまさにセルビア人のように(またアメリカ人のように)ピザやパスタ、パンなどのイタリア料理を、少なくとも一日数回は肉料理と一緒に口にしていた。(ノバク・ジョコビッチ)

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話題のジョコビッチの生まれ変わる食事ノバク・ジョコビッチ著)を読了しました。
本当にエキサイティングな一冊で、夢を叶える方法を学べました。
負け続けてきたノバク・ジョコビッチの精神と肉体の変化を
本書で目の当たりにすることで、読者は自分を変えたくなるはずです。

だが、当時の私が気づいていなかったのは、こういう食べ方をしていると体内に炎症という症状を引き起こしてしまうことだった、要は、体が受け付けない食べ物をロにしていると、体は鼻づまり、開節痛、内臓のけいれんといった形で信号を送ってくる。医者によると、私の体に発生した喘息から関節炎、心臓病やアルツハイマー病に至るまで、すべてある種の炎症なのだという。

炎症と喘息に苦しんできたジョコビッチは、「グルテンフリー」の食事で生まれ変わります。
グルテンフリー=グルテン(小麦製品のタンパク質)がない食事を選ぶときの
彼と恩師であるセトジェヴィッチ博士の会話が笑えます。
「今後、君の体の機能を上げたいのであれば、パンを食べるのはやめなさい」
「チーズもダメだね。トマトも減らすことだ」
「先生、待ってくださいよ」私は抵抗した。「うちの両親はピザ屋なんですよ!」 
この結果、ジョコビッチは成功し、家族も自然食レストランを経営することになるなど
グルテンフリーを選択することで、家族の未来が劇的に変わっていくのです。

専門家筋の見方はすべて一致していた。この試合を前にして、ジョン・マッケンローはナダルが勝つと断言していた。ビヨン・ボルグも同じだ。パット・キャッシュ、ティム・ヘンマンも、以下同文である。プロテニス界のほぼ全員が同じ予測だった。たしかに私は統計上世界一の選手かもしれない。しかし、皆の中では私など、いまだに大一番で苦しい局面になるとぶっ倒れる”セルビアの小僧”に過ぎなかったのだ。そしてナダルがネットの向こう側にいるときほど苦しい時間はないのだ。ウィンブルドンで勝たないかぎり、私が名実ともに世界一と認められることは決してありえないのだ。

食事を変えることで、ランキング1位になったジョコビッチ
2011年のウインブルドンの決勝戦でナダルと戦います。
彼の前評判は低かったのですが、肉体改造の結果
軽い体で動き回れるようになり、ナダルを追い詰めていくのです。
遂にはナダルに勝利し、夢だったウインブルドンでの優勝を
噛みしめるシーンは感動物で、本書の価値をより高めています。

私はグラウンドに倒れ込み、思いきり腕を天に突き上げた。そしてかがみこんだ私はウィンブルドンの芝を少し引き抜き、食べた。そこには汗の味がしみ込んでいた。私の汗だ。それまで味わったことがない甘い味が口に広がった。

食事の改良だけでなく、人生を勝ち抜くために何が必要なのかを
ジョコビッチは私たちに教えてくれるのです。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 [ ノバク・ジョコビッチ ]

価格:1,512円
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感想(40件)

テニスのトーナメントで勝ち続けるためには、タフな肉体と忍耐力が欠かせません。
彼はグルテンフリーにトライすることで、精神的にも生まれ変わっていくのです。
共産国家で育ち、戦争を体験したジョコビッチの言葉は力強く
洗脳から逃れること(視点を広げること)の重要性がよくわかります。

自分を制御できる力の大きさが、あなたの人生の質を決める。」という言葉を
読むことで、私はジョコビッチの人間力を感じました。

正しい食べ物を選ぶということは、単に肉体的スタミナにつながるだけではない。忍耐、集中力、前向きな態度にもつながるのだ。それがコート上での動きにつながるし、私が愛するまわりの人々の幸福にもつながっている。正しい食べ物によって、私は人生のあらゆる場面で最高の次元に達することができる。あなたが望みうる最高の自分になりたいと願うなら、私が勧めることはこれしかない。まずは、食べ物を変えることから始めてみてはどうだろう。

私もファスティングを実践しているので、本書のような食生活を送っています。
朝にナッツと少量のフルーツ、そして野菜中心の晩ご飯だけで生きていますが
体と頭がスッキリするという彼の言葉に共感します。
毎日、ほんの少ししか食べないことで、私は集中力と軽い体を手に入れました。
悪いものは口するな!というジョコビッチの言葉を信じて
今後も、肉体改造を続けたいと思います。

ベストを尽くすためだけにコートに出るのではなく、自分を信じて、勝てると信じる。それが大きな試合で、フェデラーやナダルに勝つ唯一の方法です。

もし、ダイエットをしていなかったら
この素晴らしい本に私は出会えませんでした。
食事を改善して、人生を変えたい人には、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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