グルテンフリーを私が続ける理由。「いつものパン」があなたを殺すの書評

外食

砂糖やアルコールには人を上機嫌にさせる性質があり、私たちは誘惑に負けて砂糖やアルコールをどんどん摂取してしまうということはほとんどの人が知っているし、認めてもいる。しかし、グルテンを含む食品はどうだろうか。あなたが食べる全粒小麦のパンやサクサクのシリアルはどうか。グルテンは、私たちの脳の快楽中枢や中毒中枢にいたるまで、生化学的組成を変えてしまう、という考え方は注目に値する。なおかつこれほど恐ろしいことはない。

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私はファスティンググルテンフリーウォーキングを継続することで
私は、劇的に体質改善ができました。
体重が減るだけでなく、筋力もつくなど効果を感じています。
特に、三週間前にジョコビッチの生まれ変わる食事
紹介されていたグルテンフリーを始めてからは、イライラが減り、集中力も高まりました。
また、アレルギー体質も改善できるなど、いいことずくめです。

グルテンフリーの関連書籍を読もうと思い、アマゾンで見つけたのが
「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事
(デイビッド パールマター, クリスティン ロバーグ著)です。
タイトルがすごいので、最初は買うのを躊躇しましたが
レビューを読むうちに、興味が沸き、購入してみました。

これが正解で、日本の食品業界と医療業界の問題点を理解できました。
私たちは毒を食べながら、無駄な薬を飲んでいるのです。
逆に、食事と運動による私の体質改善が
間違っていなかったことを証明してもらえました。

私たちが今日食べている穀物は、およそ1万年前に人類の食事に登場したものと似ているところはほとんどない。17世紀にグレゴール・メンデルが、異なる植物を交配して新しい種をつくり出すという、かの有名な実験を発表して以来、私たちは異種交配し、異系統を組み合わせ、穀物にかぎってみても、いくつか野生の子孫をつくり出してきた。私たちの遺伝的構成と生理機能は祖先の時代からさほど変わっていない一方で、食物連鎖は過去50年間で急速に様変わりした。遺伝子生物工学を含めた現代の食品産業の振興で、わずか数十年前に栽培されていた穀物に比べグルテンを40倍も含む穀物を栽培できるようになった。これが意図的に収穫高を増やすためなのか、人々の味覚に訴えるためなのか、あるいはそのどちらでもあるのかは誰にもわからない。しかし、一つわかっていることがある。現在のグルテンを多量に含む穀物はかつてないほど〝クセになる〟ということだ。もしも、あなたがこれまでに、ベーグル、スコーン、ドーナツ、あるいはクロワッサンを食べた後に、なんだか急に楽しい気分になってきたことがあるなら、それは思い込みなどではない。

私たちが、普段は食べている穀物は品種改良の結果
私たちの遺伝子にあわなくなっている可能性が高いのです。
特に、この50年に生まれた小麦などの穀物を使った食品は、
中毒性が高く、一部の人々の体に悪影響を及ぼしています。
ジョコビッチはその代表例で、彼の書籍がキッカケで
私を含めた多くの人が、グルテンに害があることに気づいたのです。

重要なのは、グルテン過敏症が増える理由が、今日の加工保存食品に含まれるグルテンに異常にさらされるためばかりではないことだ。糖質をとりすぎたり炎症を促進する食べ物を摂りすぎたりする結果でもある。環境有害物質の影響もある。こうした各要素(グルテン、糖質、炎症を促進する食べ物、環境有害物質)が組み合わさって体の中、とくに脳において最悪の状況を生み出している。つまるところ、炭水化物は、私たちの体に害をなす成分の源なのだ。血糖バランス、グルテン過敏症、あらゆる炎症を考えるとき、炭水化物が体や脳におよぼす影響を問題の中心に据えなくてはならない。

9年前に、私は血液に炎症反応をおこしたことがあるのですが
その原因はアルコールだと説明されましたが
もしかするとグルテンの影響もあったかもしれません。
(当時はパスタとラーメンばかり食べていたので、可能性は否定出来ません。)
日本で売られる加工食品を調べていると、多くのモノに小麦が含まれています。
また、成分表示を見れば見るほど、加工食品への恐怖感が強くなります。
保存料や添加物だらけの食品ばかりで
本当にこれが体によいのだろうかという疑問ばかりが生まれます。
逆に、それらを食べないこと、ヘルシーな食事を食べることが
健康への近道だと思い始めました。

また、本書を読むことで、今までの食事の常識が変わりました。
なんと、健康的な脂肪は、脳のために重要だというのです。
(肉や魚がアルツハイマーの予防につながるというのです。)

2012年秋、医学誌『アルツハイマー病ジャーナル』に、メイヨー・クリニックで行なわれた研究についての報告が掲載された。その研究では、自分のお皿に炭水化物をたっぷりと盛る高齢者は、軽度認知障害(MCI)の進行リスクが四倍近くであることが明らかになった。このMCIは一般的にアルツハイマー病の前兆と考えられている。MCIの徴候としては、記憶、言語、思考、判断に伴う問題などがある。まさにこの研究によって、健康的な脂肪を豊富に摂っている人は、認知機能障害になる割合がそうでない人に比べ42パーセント低いことがわかった。また、鶏肉、牛肉や豚肉、魚などの健康的な食材からタンパク質をたくさん摂取する人の場合は、そうでない人より12パーセントほどリスクが低いこともわかったのである。

また、私が気にしているLDL(悪玉コレステロール)が高いことは
問題ではないという記述で、私は頭が混乱しました。
医者の指導で薬を飲もうかと考え始めていましたが
運動によって適正値まで、数値をコントロールすることにしました。
薬で無理して、下げる必要はないのです。

LDLはコレステロール分子ではまったくない。低比重のリポタンパク質 (Low density lipoproteon)であり (ゆえにLDLは頭文字を取ったもの)、悪いところは何もない。くり返すと、脳におけるLDLの基本的な役割はコレステロールをとらえてニューロンへと運ぶことだ。ニューロンにおいてそのコレステロールは重要な役割を果たす。現在では科学の文献に、コレステロール値が低いと脳はまったく活発に働かなくなること、つまり、コレステロール値の低い人たちは認知症やほかの神経学的問題を抱えるリスクが高いことが示されている。私たちはコレステロール、そしてLDLに対する受け止め方を変える必要がある。LDLは味方であって、敵ではないのだから。

あまり悪玉コレステロールを下げてはいけないのです。
悪玉という名前も見直した方が良さそうです。
それどころか、LDLを下げると、アルツハイマーになるリスクを高めるのです。

1994年、『米国医師会雑誌』にこんな実験結果が発表された。コレステロール値が高い(240㎎/認以上)高齢者と、コレステロール値が正常な(200㎎/認以下)高齢者を比較するというものだ。イェール大学の研究者は、四年にわたっておよそ1000人の被験者の総コレステロールと高比重リポタンパク(HDL)を測定した。さらに心臓発作や不安定狭心症による入院、心臓疾患およびほかの原因での死亡率を追跡した。その結果、二つの集団に差は見られなかった。総コレステロールが低い人たちの心臓発作や死亡の頻度は、総コレステロールが高い人たちとまさに同程度だったのである。より大人数で大規模に行なった研究結果からも、コレステロール値と心臓疾患の相関は見出せなかったのだ。

本書の記述やデータを信じるかは、自分で決めることだと思いますが
これだけのボリューム(365P)で、グルテンやコレステロールについて
説明を受けると、生活改善の方法を考えたくなります。
自分の健康に悩んでいる方には、オススメです!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    
photo credit: image17 via photopin (license)

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