読書とは引用力を鍛えることである!

習慣化

読書とは、「引用力」を鍛えることだと齋藤孝氏は言います。
本を読むときに自分の好きな文章を3つ選んで引用し
それを日記に書いたり、人に伝えることを習慣にすると
その言葉を自分ゴト化でき、表現力をアップできるのです。
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大人のための読書の全技術には、「引用ベストスリー方式」として
以下の3つのステップが紹介されています。

1、引用したい文章ベストスリーをセレクトする
2、それを配列する
3、その三つを選んだ自分というもの=自分のその作品への関わり方を整理する

一冊の本から引用すべき言葉を探すことで
読書がキーワード型から、自分が引用したい文章型にシフトします。
なぜ、その文章が気になったか?なぜ、自分がそれを意識したのか?を
整理することで、本から学びを得られるのです。
この引用を続けることで、読書に深みが出てきます。

そうすることで、読書で得たものがしっかり自分の中に蓄積されていきます。たとえば、人と話したり、何かの文章を書いてアウトプットしていくときに、言葉が自然と浮かび上がってくるようになるのです。その効果は、「引用力」といってもいいもので、自分の表現力を広げてくれる大きな力です。しかし残念ながら、現代の日本では忘れられている力でもあります。

私もこの書評ブログを書くときに、著者の言葉を必ず引用します。
本を読んでいると、著者の言葉が私の目に飛び込んできます。
この引き寄せが、読書の醍醐味かもしれません。
私はすぐにそれをメモして、Evernoteに保存して、後で振り返るようにしています。
いくつかの引用文を組み合わせながら、このブログをまとめていきます。
私は著者との対話を楽むと同時に、自分の表現力も磨いているのです。
この作業がとても楽しくなり、最近はブログを書くことが「苦」ではなくなりました。
(始めた当初は、ネタに苦労していましたが、それが今では懐かしい思い出になっています。)

名言・名句の引用には、話している相手をひきつける効果も期待できます。話している人に興味はなくても、その人が引用した言葉がインパクトを持ち、それをきっかけに相手をひきつける可能性だってあるのです。なお、引用する際には正確な文章で引用することがもちろん好ましいのですが、最初は「こういうことを言っている」というレベルでも構いません。

私に刺激を与える著者の言葉には、他者を動かす力もあります。
引用した文章は、自分の表現力を広げてくれる大きな力になります。
また、素晴らしい文章を日々紹介することで
読者の方とのコミュニケーションも活発になってきました。
自分が気にいった本を日々紹介する中で
良い文章に出会えてよかったと
読者の方から感謝の言葉をいただく機会も増えました。
これが私の書くモチベーションになっています。
著者の良い文章をみなさんに紹介するために
本を読む際に、著者の言葉をより意識するようになるなど
本に向かう姿勢も以前よりポジティブになりました。

本との出会いは、セレンディピティで、偶然に左右されますが
引用する文章との出会いもセレンディピティなのかもしれません。
(200ページの本の中で3つの良い文章を見つけるのも、偶然の出会いです。)
この思いがけない出会いも多読によって、もたらされる可能性が高まりますから
私は読書を止められないのかもしれません。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

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