悪玉コレステロールの弊害が一時より騒がれなくなりましたが
悪玉コレスてロールがあまりに高いと問題になります。
私は、最近「LH比」を意識しています。
「LDL(悪玉)コレステロール値÷HDL(善玉)コレステロール値」が
「LH比」なのですが、私は現在3.5で、とても高い数値になっています。
この数値だと動脈硬化を引き起こすリスクがあるとドクターからも指摘されています。
そのため、悪玉コレステロールを下げるために、食事の改善と運動でコントロールしています。
この頃は、和食中心の食事を心がけ、ナッツ、野菜、フルーツも意識しています。
白澤教授が選んだ病気にならない”食べもの”バイブル(白澤卓二著)によると
キノコが悪玉コレステロールの改善に良いことがわかりました。
「キノコキトサン」はきのこに特有の成分で、「βーグルカン、キトサン、フコース、アラビノース」などの糖類の複合体です。構成成分が相互に影響し合いながら相乗効果を生みだします。特に、腸からの脂質の吸収を抑制することで、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を低下させて脂質異常症を予防、改善し、動脈硬化の発症を抑制します。(白澤卓二)
キノコキトサンは、腸からの脂質の吸収を抑制することで
血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる私の理想の食材です。
また、キノコキトサンによって腸壁がコーティングされ
油分を吸収しないことで、ダイエットにも効果があるというのです。
中年のおじさんにはキノコは最適な食材かもしれません。
エノキやエリンギなどのキノコは工場で生産されるようになり
手軽に食べられるので、食事の中に積極的に取り入れていきたいと思います。
また、ぬめりのある「なめこ」も悪玉コレステロールに効くことがわかってきました。
なめこに含まれる「ムチン」の良さを白澤先生は本書で以下のように解説しています。
コレステロールや糖質の吸収抑制、デトックス作用など多彩な働きをする。かさから軸まで全体的にツルリとしたぬめりがあるのが特徴です。ぬめりの成分は糖とタンパク質の複合体である「ムチン」で、腸からのコレステロールや糖質の吸収を抑制する作用があり、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや血糖を低下させ、脂質異常症や糖尿病、動脈硬化を予防、改善します。また、ムチンには、体内の有害物を排出する強力なデトックス作用があります。
なめこのぬるぬるが、のどや胃の粘膜を保護してくれ
私たちの健康に役立つことがわかってきました。
ムチンは、疲労回復にも効果があります。
たんぱく質の吸収・消化を高める働きがあり
肝臓を保護してくれたり、胃腸の調子を整えてくれるのです。
粘膜を保護して体を丈夫に保つので、ウイルス性の病気を防ぐ働きもあり
予防医学の観点でも、なめこは積極的に食べたほうが良さそうです。
また、血液をサラサラにする効果もあるわけですから
私にとってなめこは、理想な食べ物であることがわかりました。
このムチンは、納豆、里芋、オクラ、うなぎにも含まれています。
最近、あまりなめこを食べていなかったので
これからは意識してなめこを食べようと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Filet Mignon with Mushroom-Cream Sauce via photopin (license)
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