白米中毒(白澤卓二著)の書評

外食

精米した白米を長期間食べ続けることで、日本人の体はジワジワとダメージを受け、病気と老化のリスクが高まっているといえます。にもかかわらず、街には牛丼、天丼、カレーなど、丼ものをベースとするフランチャイズの外食産業がそこごこに林立しています。そば屋、ラーメン屋でも「カツ丼セット」や「ラーメン+半チャーハン」など、白米がセットで提供されて、多くのビジネスマンが注文しています。おにぎりにサンドイッチといった炭水化物同士の組み合わせの昼食を摂っているケースも見られます。かように毎日大量の白米を食べる多くの日本人は、まさに「白米中毒」の状態に陥っているといっても過言ではないでしょう。(白澤卓二)

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白米中毒(白澤卓二著)というショッキングなタイトルの本を読んでいます。
白米を食べ続けると、脳の報酬系が反応してしまい
これがドラッグと同じように中毒を引き起こし
白米なしの食事では満足できなくなるというのです。

著者の白澤氏はアンチエイジングケトン体ダイエット
有名なドクターですが、急激に血糖値を上げる食事が健康を害すと指摘しています。
白米は、実際、血糖値を上げる食品の代表格です。
白米の成分はほとんどが炭水化物で、体内に入ると分解されてブドウ糖に変わります。
このブドウ糖が人間のエネルギー源になるのですが
血糖値が高い状態が続くと糖尿病のリスクが高まります。
白米を食べすぎると血糖値が上がりやすくなり
糖尿病になるリスクも上昇するのです。
また、血糖値が急激に上がるため、脳がガス欠状態になり
その結果、不安、イライラ、集中力の欠如を引きおこします。

食後、眠くなるのも炭水化物の取りすぎが原因です。
お昼ご飯がラーメンライスなどの場合は、特に眠くなるはずです。
私はケトン体ダイエットを行なっているため
ランチを食べないので、午後の眠気ともサヨナラできました。

白砂糖同様に精製された白米は、中毒性のリスクが高く
脳の報酬系に強いシグナルを送っていることがわかっています。
驚くことに白米はジャンクフードや炭酸飲料などに近く
食べた時に脳が心地よいと感じるマイルドドラッグだったのです。

精製されていない自然のものは、加工する手間がかかるので大量生産ができません。いきおい価格も高めになるため、あまり販売もされていません。その結果、安価で使いやすい精製された白い食品ばかりで、毎日の食事をつくることになります。そして、味付けには白砂糖や食塩、旨味調味料(化学調味料)をたっぷり。今の日本人は、子どものころから、こういう食事に慣れてしまっています。ハンバーガーやドーナッツなど、子どもが好むジャンクフードもマイルドドラッグの塊です。こうして日本人は総「マイルドドラッグ中毒患者」化していきます。幼いころから精製された食べ物による報酬系の快感を知っているので、もう離れることができなくなっているのです。

本当に食事を意識しないと私たちは、あっという間に病気になってしまいます。
子供の肥満度や大人の糖尿病の増加、沖縄県の長寿神話の崩壊などのデータを見れば
日本人の食生活の問題点がわかります。

本書では、10%の砂糖水の危険性が紹介されています。
ラットによる実験で餌に10%の砂糖水を与え続けると
確実にラットは、砂糖中毒になるというのです。
そして、白米の糖質もこれにひけをとらないと本書は指摘しています。

では、食事をどうすればよいでしょうか?
私たちは伝統的な和食を見直して、食事に取り入れるべきなのです。
今、世界中でアンチエイジングを目指している人は
豆腐などの日本食を楽しんでいます。
食卓から白米を抜くという選択肢で
玄米や雑穀、野菜、豆、海藻を摂取すると、健康体を取り戻せます。

米を否定するのではない。白米がいけない!」という著者の主張を信じて
私は野菜と和食中心のケトン体ダイエットを試していますが
この二ヶ月で一気に生活を改善できました。
6kgのダイエットに成功するなど、体が軽くなりました。
このケトン体ダイエットは、お薦めできるメッソドの一つだと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

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