野菜中心の食事によって、若返りと健康が保たれるというが本当か??

ファスティングとグルテンフリーを取り入れることで
私はこの一ヶ月で5kg体重を減らし、ダイエットに成功しました。
また、食事を減らし、安全なものを食べることで
アレルギー体質も改善され、体調はすこぶる健康になってきました。
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そんな中で、自分の食生活をいろいろな角度で見直しているのですが
オーガスト・ハーゲスハイマー20歳若く見える人の食べ方が面白かったので
今日はこちらをご紹介します。

著者のオーガスト・ハーゲスハイマーは、私とほぼ同年代の50代ですが
悔しいことに外見は私とは異なり、見た目は30代です。
なぜこんなにも彼は若く見えるのでしょうか?

理由は簡単で、彼は野菜中心の食生活を実践し
安全ではない食べ物を口にしないようにしています。
大きな皿を用意して、半分に野菜、半分に肉・魚・卵などのタンパク源を
盛りつけるだけの食事を食べることで、健康と若さを保っているのです。

彼によれば、活性酸素のダメージを最小限に抑えることと
ホルモンバランスを整えることだけを意識するだけで、体調はよくなるといいます。
そして、これは生野菜中心の食事に切り替えることで、簡単に実現できるのです。

オーガスト流フードヒーリングでは、生野菜がとても重要です。なぜなら、体内のクレンジングだけではなく、「抗酸化物質を摂る」「糖質を控える」「アルカリ性食品の摂取を増やす」といったアンチエイジングの多くの目標が、生野菜を食べるだけで達成できるからです。

また、添加物の入った加工品や、農薬だらけの野菜
飼料に頼った肉を食べてはいけない理由も明確にされています。
私たちの遺伝子は、5〜10万年前に生まれた時と変わっていないのですから
できるだけナチュラルな食品を食べたほうがよいのです。
自然食品にはない甘味料、保存料、着色料を摂取しないことが
健康と若さを保つ秘訣なのです。

老化や健康を左右する私たちの遺伝子は、5~10万年前にアフリカで人類が誕生したときの環境に合わせてプログラムされています。ですから、遺伝子にとっては、オール・ナチュラルフードが食生活の前提となっているのです。ところが、現在の食生活はプロセスフード(加工食品)が中心となっています。加工食品とは、自然食品に人の手を加えた食べ物のことです。長い歴史を持つ漬け物、かつお節、キムチといった「発酵食品」も厳密には加工食品ですが、これらは乳酸菌など自然のカを利用した自然食品に近い食べ物です。これに対して現代の加工食品は、自然食品にはない甘味料、保存料、着色料といった食品添加物をたくさん含んでいます。

生野菜には抗酸化作用のあるファイトケミカルが含まれています。
そして、このファイトケミカルは、他の栄養素と同時に食べることで
より効果を発揮することがわかっています。
私は食事の時にアーモンドやクルミのナッツやオリーブオイルを一緒に食べていますが
これは効果があると、オーガスト・ハーゲスハイマーも本書で紹介しています。
血管によい食事が、やはり若返りにつながっているようです。
ブリーベリーやフルーツを組み合わせることも良さそうですが
その際、糖質の取りすぎには注意しましょう。
(※本書では、糖質が肥満の最大の原因であると断言しています。)

野菜には植物がつくる物質「ファイトケミカル」が含まれています。ファイトケミカルは現在までおよそ1500種類見つかっていますが、まだ発見されていないものを合わせると総数は1万種類を超えるのではないかと推定されています。ポリフェノールをはじめとするファイトケミカルは単独で働くのではなく、ほかの栄養素と一緒にチームとなって抗酸化作用を発揮します。ですから、野菜は生で丸こと食べるのが正解なのです。野菜だけでなく肉、魚、ナッツ、植物油にも抗酸化物質は含まれています。意外なところでは「ナツメグ」「シナモン」「夕ーメリック」といったスパイスにも高い抗酸化作用があります。夕ーメリックはウコンの根茎を乾燥して粉末にしたもので、黒コショウと一緒に摂ると吸収率が高まります。野菜だけではなく、これらの食品を組み合わせて摂ると、体内のあらゆる環境で抗酸化作用を発揮します。たとえば、水に馴染みやすい抗酸化物質は体液中で活性酸素をブロックしますし、アブラに馴染みやすい抗酸化物質は細胞膜のような脂っこい環境で酸化を防いでくれます。

また、生野菜の葉緑素(クロロフィル)が体内の毒素を排出してくれます。
このクレンジング効果が、ガンの発生率を下げるという論文も
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学から発表されています。

体内クレンジングに役立つのは、生野菜の葉緑素(クロロフィル)。クロロフィルは植物の光合成のために必要な成分ですが、このクロロフィルが体内から毒素を流してクレンジングするというデータは非常に多いです。たとえば、クロロフィルが豊富なスピルリナや大麦若葉のジュースが、水銀など有害な金属を流してくれます。米ジョンズ・ホプキンス大学では、「(クロロフィルが豊富な)青い植物の摂取が多い人にがんの発生率が低い」という論文を出しています。クロロフィルががん細胞という異物をやっつけているとしたら、同じように有害な毒素を排泄する機能を持っていても不思議ではないでしょう。

生野菜中心の食事にして、糖質を減らしていけば 必ず、ダイエットはできます。
食事の改善によって、痩せられることは間違いありませんが
野菜を上手に摂取するメリットを本書から学べました。
ファスティングが落ち着いたら
このメソッドにもチャレンジしてみようと思いました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
 
   

Ze germans don’t like lettuce via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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