寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。(カール・ヒルティ)
私はカール・ヒルティのこの言葉が大好きです。
1日を振り返り、よい日だったと感謝することで、気持ちをハッピーにできます。
今日出会った人、良かったことを思い出してみれば
嫌なこともたいしたことに思えなくなります。
感謝の心を持てば、明日も楽しい1日にできると思えるようになります。
忙しいからといって、あくせく過ごすのではなく
このようにゆったりとした時間を持つことで、意識を変えられるのです。
生きる喜びは、仕事とともにあるヒルティの幸福論を読み返していますが
ヒルティの時間術は、とても参考になります。
「時は金なり」という。巨万の富を持つ人も、そうでない人も、口を開けば一様に「時間がない」とぼやいている。時間がない ―これは仕事や義務から逃げ出したいとき、人がよく口にする実に便利な口実だ。「時間がない」というのはもっともらしい口実だし、たしかに時間がないと認めざるを得ないことが少なくないのも事実だろう。それでも、私はためらうことな、「時間がない 」というのは言い訳にすぎないと断言できる。
自分を見失わない工夫をすれば、時間との無意味な競争を避けられます。
いつも忙しいと言っていては、それが足かせになり、新しいことにチャレンジできません。
幸せは、仲間が運んでくるといいいますから
良いネットワークを生み出したり
彼らとコミュニケーションする時間も、私たちには必要なのです。
誰もが時間がないと感じている最大の理由は、常に止まることがないという時間の本質にある。たえず流れていき、決して元に戻せない …… 。そのために、時間とともに生きようとすれば、時間とともに走り続けなければならない。常に落ち着かず、人の心をいらつかせるのはそのためだ。その傾向は、時代とともに、ますますひどくなるばかりである。現在の社会をはるか高いところから見下ろせば、忙しく動きまわるアリの群れを見ているように感じるだろう。アリたちの間断のない動きの中を、夜も昼も無数の車が走っている、その光景を頭に浮かべただけで、頭がクラクラし、混乱しそうになってしまう。時代の動きに遅れまいと必死になるあまり、多くの人はあまりに速い時間の流れに自分を見失いそうになっている。自分はなぜこんなにも忙しいのかわからないまま、時間に追われているのだ。
ヒルティの時代より、数十倍も現代人の方が忙しいはずです。
自分の考えを持たずに、時間に流されていては、自分のやりたいことができなくなります。
人に流されずに、自分のやりたいことをやると決めることも大事ですし
やりたくないものは、やめてしまうのも一つの手です。
(実際、私は断酒によって、やりたいことができるようになりました!)
たまには、自分と対話する時間を持つことで、不要なタスクの断捨離をしてみましょう。
小さな無駄を排除していけば、やりたいことに時間を振り向けられます。
新聞を読んだり、TVを見るのをやめることも選択肢に入れてみましょう。
自分に不要なことは、どんどんゴミ箱に捨ててしまうのです。
時間を作り出すことが幸福の入り口で
好きなことをする時間がつくれれば、幸せでいられる時間を長くできます。
私は大好きな読書やブログを書く時間を確保するために
TVを見ませんし、新聞も斜め読みで済ませます。
自分が気持ちよく過ごせる時間、達成感を感じる時間を増やすことで
より幸せを感じられるようになりました。
ヒルティの時間術を実践すると、本当にハッピーになれます。
今日もお読みいただき、ありがとうございます!
コメント