新しい友人は、年齢が30を超えてくると、意識しないとなかなかできるものではありません。だからこそ、逆に意識して作ることができれば、普段なかなか得ることのできない刺激を手に入れることができるはずです。(内田伸哉)
44歳で断酒するまで、私のネットワークは今より狭いものでした。
飲み屋中心の人脈で、飲んだ時に会うだけの緩い関係の人が多かったのです。
断酒したタイミングで、ソーシャルメディアがブームになり
私は若い世代の友人を増やすことができるようになったのですが
ここから、私は変化できるようになったのです。
彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった。(マーク・トウェイン)
お酒のない場所で、若い仲間と真剣に話し
お互いの価値を認めることで、多くの学びを得ることができました。
マーク・トウェインが言うように、新しい仲間を好きになることで
私の価値も認めてもらえるようになり、そこからいくつものプロジェクトが生まれたのです。
新しい仲間とブレストしてく中で、面白いアイデアが生まれ
彼らの行動力によって、私もアクティブになれたのです。
20代、30代の仲間が、面倒くさがりの私の背中を押してくれ
出版やイベントなどの企画が進行していったのです。
彼らのおかげで、私は人生で失いかけていた行動力を取り戻せたのです。
50代になってから思うことは、若い世代の友人のおかげで
私の人生がとても面白くなったということです。
この数年間の友人作りが功を奏し
いろいろな面白いことが引き寄せられるようになったのです。
最近では、今まで以上に新しい仲間をつくることを心がけています。
勉強会やセミナーに参加したときに、周りの人に声をかけたり
友人のパーティーなどでは、ホストに紹介をお願いするなど
新しい刺激を受けるための、努力を重ねています。
そのときに意識しているのが、多くの方と名刺交換するのではなく
自分の価値を伝えられるように、数人の方としっかりお話しすることです。
深い関係を作るためには、このやり方が一番効果があるとわかったからです。
相手のビジネスや夢を聞き、それを自分の脳にインプットし
未来にその方とコラボできることを妄想します。
Facebookでも友達になり、その際メッセージのやりとりもしておきます。
お互いの時間があれば、次に会う約束までしておくと
より面白いことが起こることがわかったので
できるだけ二回目のアポを取るようにしています。
昨年と今年は、ベンチャー経営者の仲間とインドネシアやドバイに出かけました。
初めて会う経営者とも何日か合宿をすることで
お互いの考え方や価値観を共有することができました。
事業計画を見たり、お互いの夢を語ることで、わずかな時間で関係を作れました。
成長する海外に共にでかけ、学ぶことができる合宿は
新たな仲間をつくるためには、とても効果があります。
この合宿から生まれた人脈から、新しいプロジェクトがいくつも動き始めたのです。
来年はそれらのプロジェクトが収穫期を迎えるので、今からワクワクしています。
実は年明けから、今までの働き方とは異なる道を歩むことを決めました。
30代、40代、同世代の経営者たちとの様々なチャレンジが本格化するので
来年を勝負の年と位置づけ、全力を尽くしていきます。
今年学んだことを以下のような公式にしてみました。
若いアイデア×50代の私の経験値×お互いの人脈×行動力=プロジェクトの成功
来年も新しい友人を見つけることで、刺激を受け続けたいと思います。
ワクワクな気分になるための近道は、新しい仲間を作ることだと確信しています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Malawi-4028 via photopin (license)
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