どんな人にも平等に「時」は刻まれます。でも、どのように「時」をとらえるかで、人生の充実度は変わってきます。そして、リストが、私たちの時間に対する感覚によい刺激を与えてくれる役割を果たすのです。毎日を大切に生きていると、過ぎ去った時間は幸福な思い出へと姿を変えます。そのためには、自分の持っている時間を意識し、それをいかに使うかが重要です。(ドミニク・ローホー)
今年の私の目標の一つが、自分の時間を大切にすることです。
今日1月2日は奥さんの実家で過ごした後は
高速を使わずに家族と気ままなドライブを楽しみました。
途中で食事をしたり、お茶を飲んだりしながら
家族とのゆったりとした時間を過ごせて、とても幸せでした。
ドミニク・ローホーのゆたかな人生が始まる シンプルリストを再読していますが
その中に、時間を有意義に過ごすヒントが書かれていました。
毎日ぎっしりと予定を入れてしまうと、自分の時間を失くしてしまいます。
逆に、自分のために何もしない時間をつくることで、気持ちをリラックスできます。
この時間があなたの自信と集中力を取り戻してくれるのです。
ドミニク・ローホーは、本書で自分を取り戻すための「儀式」を提案しています。
あてもなくのんびりと散歩すること、原っぱに横たわって雲を眺めること、川面に見とれること、日曜日の午後、ソファやベッドに身をゆだね、推理小説を読んで過ごすこと。そうしたことがじつはなによりも大切なのです。立ち止まり、なにもしないでいることではじめて、時に支配されず、あらゆる束縛から心が解放され、本当の時間の流れを感じることができるのです。自信と集中力をとり戻すのに役立つこうした時間は、「儀式」と考えていいかもしれません。実際、儀式のあとでは自分がまったく違っていることに驚きます。加えてそうした儀式は、ひとつの活動から次の活動へと移るときに行えば、心のコンディションを整えることにもなります。
今年は、やりたくないことは可能な限り、やらないと決めました。
自分の時間をやりたいことのために、使うのです。
スケジュール表にやりたいことをどんどん書き込んで
あらかじめ自分のための時間をつくっておくことが、結局は自分のためになるのです。
また、ドミニク・ローホーの提案する「儀式」を
自分の生活の中に取り入れてみようと思います。
月に何度か「儀式」を行うことで、心の余裕を取り戻せそうです。
ローホーの行動、人づきあい、時間に関する3つのルールを以下にピックアプします。
■「行動」に関する時間のルール
・目標は期限を決める (1週間 、1ヵ月など)
・計画にとりかかる前にしっかりと情報を集め、そのなかから役立つ情報だけをとっておく
・決めたらぐずぐずせずに行動する (ものごとを実際にするよりも、しないですませようとするとかえって時間がかかるものです)
・手元のリストを常にわかりやすく最新に保ち、行動をグループ分けする
(近所の買いもの 、書きそびれている手紙、電話しなければいけない相手、外出など )
・土曜日に嫌な仕事を片づけ、日曜日には仕事をしない (嫌な仕事のリストは効率をよくしてくれます )
・なるべくものを持たない(保管場所を覆したり、メンテナンスしたり、最終的に処分したりと、 ものを持つのは手がかかることです)
・メンテナンスが簡単で、コーディネートしやすい服を着る(ツインニット、パンツスーツ、 同じ色のトップスとボトムスなど)
・健康診断、歯科、眼科、美容院は余裕をもって予約する
この行動のリストを見ると、時間と行動がリンクしていることがわかります。
情報をできるだけ集め、リスト化することで、自分が本当にやるべきこともわかります。
また、自分の健康や外見をメンテナンスすることを
最初から決めておくことで、自分を大切にできるのです。
物よりも自分や心を大事にすることを意識したいですね。
■「人づきあい」に関する時間のルール
・約束するときは具体的に(
日時、場所など)
・約束時間には余裕をもって着く
・おつきあいするのは自分にとって大切な人だけにする
・電話は手短に
・断ることを覚える(自分自身との約束を優先する)
私はスケジュールを詰め込むことで、人との待ち合わせが
ギリギリになることが多いのですが、これは精神上良くありません。
遅刻するのでは?と心配することで、余計なストレスをいつも感じていました。
スケジュールに余裕を持つことで、自分の気持ちを平穏に保てるのです。
また、本当におつきあいしたい人の時間を優先すべきだというルールを
今年は特に意識したいと思います。
■「時間」を味わうヒント
・平日は早寝早起きし、
休みの日には朝寝坊する
・お風呂でゆったりする(音楽、キャンドル、アロマなど)
・笑う
・自然を眺める
昨日、今日と群馬で自然を眺めることで、気持ちを安らかにできました。
心のコンディションを維持するためにも、もう少し自然を楽しむ時間を増やそうと思いました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Disneyland Resort Paris via photopin (license)
コメント