やさしい人は、考えるエネルギーのある人。考えることと言葉をかけることと行動することが出来る人である(加藤諦三)
最近「ヘルパーズハイ」という言葉をよく聞きます。
ヘルパーズハイとは、人を助けたり、親切にすることで幸せを感じることを指します。
人にやさしくするとで幸せになれるという考え方を、上手に表現しているよい言葉ですね。
人に貢献することで、脳内にドーパミンなどの脳内物質が分泌され
私たちが「快」な状態になることがわかってきたのです。
人に貢献することで、幸せになれると多くの宗教が説いているのにも理由があったのです。
私たちは、人にやさしく接することで、幸せになれるのです。
やさしくなるためには、人が何を求めているかをイメージできないといけません。
そのためには、コミュニケーション能力を鍛えることが必要です。
人の話をしっかり聞いたり、空気を読めないと人にはやさしくなれません。
相手に言葉をかけたり、行動することで仲間に貢献してみましょう。
自分中心に生きていると、幸せににはなれないのです。
逆に言えば、いつでも人にやさしくできれば、幸せになれるのです。
最近になって、ようやくこの真実に私は気付けましたが
まだまだ、行動が足りていないと反省しています。
人は自分がとても大事なので、いつでも人にやさしくできるわけがありません。
自分の状態が悪くなると、いじわるをしたり、人に妬みを感じてしまいます。
しかし、これは逆効果であることがわかっています。
なんと、人に悪い感情を持つとコルチゾールという不快物質が
脳内に分泌されてしまうのです。
これでは、ますます気分が悪くなってしまいますから
感情を上手にコントロールしたいものです。
スウェーデンのステファン・アインホルンの「やさしさ」という技術の中で
「やさしさとは、長期的に最善の利益を相手にもたらす行動だ」と定義しています。
人にやさしくすることこそが、幸せになるための最善の方法なのです。
妬んだり、比較するをやめてやししさを習慣にすることで
私たちはちゃんと利益を得られることが、最近の研究でわかっています。
この世界では、力よりも親切や優しさによって成し遂げられることの方が多いし、またその方がよりよい結果となる。 欲求不満になっていると思う時は、力で何かを起こそうとしている場合が多い。(ヘーゼルデン財団)
米国ミネソタ州に本部を持つ依存症回復施設のヘーゼルデン財団も
親切ややさしさが、よい結果をもたすと言っています。
自分の人生をよりよくするために、この「ヘルパーズハイ」という言葉を覚えておきましょう。
朝起きたら、今日も「ヘルパーズハイ」を目指そうと誓えば、人に優しくできそうです。
人生は小さな良い習慣の積み重ねで、よりよいものに変えられるのです。
あなたのする善行、あなたの提供する親切、あなたの送り出す愛と善意は、いろいろな面で何倍にもなって戻ってきます。(ジョセフ・マーフィー)
人にやさしくすることで、回り回って自分のところによいことが戻ってくるのです。
ジョセフ・マーフィーは、それが何倍にもなって返ってくると言っています。
昨日よりも少しだけ人に優しくすることを目標に、生き方を改善していきたいものです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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